もっと知りたい東山魁夷 生涯と作品 アート・ビギナーズ・コレクション

鶴見香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808708269
ISBN 10 : 4808708264
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
26cm,79p

内容詳細

今、世間で最もなじみのある日本の画家の1人である、東山魁夷。本書は、多くの人を惹きつけてやまない、東山魁夷の生い立ちから晩年までの人生を年代順に紹介し、その素顔と作品の魅力に迫る。

【著者紹介】
尾崎正明 : 1948年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部美術史学科卒業・同大学修士課程修了。1974年より東京国立近代美術館に勤務、現在同館副館長

鶴見香織 : 1969年埼玉県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1993年より群馬県立近代美術館に勤務。2006年より東京国立近代美術館主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    長野県立美術館併設の「東山魁夷館」を訪れた後の復習として読んだ。1945年召集され、熊本で見た阿蘇山の美しさが、景色を見る原体験になっていると感じた。翌年に家族を全員亡くし、47年「残照」・50年「道」を発表し人気画家となった。いずれの作品も東京国立近代美術館にあるが、横浜生まれ神戸育ちにも関わらず、信濃の山を描き、ドイツ・北欧など旅し、北方の厳しい自然に魅かれた。長野では白い馬シリーズを鑑賞した。いずれの絵も端正で抒情的であり、景色が語りかけるように感じる。国民的画家のひとりであることは間違いない。

  • れみ さん

    何度目かの再読。魁夷さんのお誕生日なのでその人生の歩みを中心に読んだ。肉親との別れ、戦争による生命の危機や儚さへの悟り、画業がなかなか日の目を見ない苦しみ。若い頃の様々な苦境が、画家として世に広く知られるようになってからも北欧やドイツ・オーストリアへの旅、山水画への挑戦など、新しいことへ踏み出すしなやかさと強さ、優しさを生んでいるように思えてならないのです。

  • hit4papa さん

    アート・ビギナーズ・コレクションと銘うたれているだけに、入門書としては最適のガイドブックです。ただし、全ての作品が網羅されているわけではないので、作品の鑑賞を主眼とするならば画集に目を向けた方が良いでしょう。本書を読むと、魁夷が90歳まで生涯現役、そして常に成長し続けようとした人物であることが伺い知れます。序章と全8章からなる解説は、魁夷のライフイベントとそれに伴う作風の変化が上手くまとめられています。るほど名を残す画家は、才能を研鑽する努力と成長し続けようとするモチベーションが原動力なのだと分かります。

  • れみ さん

    東山魁夷館訪問後再読。今回観た本制作は「冬の旅」「聖夜」「静かな町」「霧氷の譜」「静晨」。冬の景色を描いた作品が多いので、その空気感に身が引き締まる感じ。そして「霧氷の譜」はずっと観てると吸い込まれそうになる感じがした。この前行った山種美術館で本制作を観た「北山初雪」「年暮る」の習作、あと大好きな「白馬亭」も観られて良かった。この本には今回原画の展示があった「コンコルド広場の椅子」が載ってないからそれは別に読もう。

  • れみ さん

    東山魁夷館訪問後の再読。今回は「倉庫」「秋思」「夕紅」「木枯らし舞う」「行く秋」の本制作のほか、京都、奈良、ドイツ・オーストリアのスケッチから秋の色合いが感じられる作品を観ました。私にとって魁夷さんの作品が魅力的なのは、本制作では色の美しさや清々しさですが、スケッチでは、こんな些細なところに目を留められたんだなあと思わせられる対象物を描いているところや、そこに温もりや魁夷さんの思いが伝わってくるところですね。なんだかいつもキュンとさせられます。

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