「首都感染」後の日本 宝島社新書

高嶋哲夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299012012
ISBN 10 : 4299012011
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
191p;18

内容詳細

2020年、世界を襲ったコロナ・ショック。感染症の脅威を描いた小説『首都感染』はまさに現実のものとなった。国家の危機を描き続けてきたクライシス小説の第一人者が、コロナによって浮かび上がった日本の「弱点」、そして近い将来必ずやって来る東京直下型地震、南海トラフ地震のリスクを指摘。東京一極集中の弊害と、新たな時代にマッチした国家の在り方を提言する。

目次 : 1章 新型コロナウイルスと日本の「弱点」(『首都感染』を書いたきっかけ/ 感染症への準備ができていなかった日本/ 「感染者数」に振り回される日本 ほか)/ 2章 首都直下型地震と南海トラフ地震(もしコロナのなかで災害が起きたら/ 阪神・淡路大震災の「忘れぬ記憶」/ 日本で過去に起きた3つの巨大地震 ほか)/ 3章 道州制と日本の新しい形(『首都崩壊』で描いた首都移転構想/ 首都移転議論の歴史と経緯/ 候補地となった3つのエリア ほか)

【著者紹介】
高嶋哲夫 : 1949年岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年日本原子力学会技術賞受賞。1994年『メルトダウン』(講談社文庫)で第1回小説現代推理新人賞受賞。1999年『イントゥルーダー』(文春文庫)で第16回サントリーミステリー大賞受賞(大賞・読者賞をダブル受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ロマンチッカーnao さん

    簡単に書かれているけど、結構重要で面白い。コロナのなか、東南海巨大地震、首都圏直下型地震が襲えばどうなるのか。怖いですね。でも、一番怖いのは、その想定の下、何も準備だれていない現状ですね。

  • moco さん

    災害対策のため、道州制と首都移転を実現し、地方分権をさらに進め、すべての道州が経済的に豊かになる。被災した地区を他の道州が救助できるようになる。/とても興味深く、勉強になった。日本の保守的考えや、東京が経済的にも人口的にも大きくなりすぎたことから、首都移転の実現は本当に難しいだろうが、道州制と関東以外の地域の地方創生が進んてほしい。個人の防災も進めます。

  • FFM さん

    現在コロナが若干収まっているが、いずれ治療法も確立される可能性がある。しかし、大地震などの自然災害は人の力では抑えることはできない。災害に備えた国のシステム構築が急務だが、現状では無理だと思う。首都直下型地震や南海トラフ大地震が起こらないと変わらないのかもしれないと思う。

  • うろん さん

    読み始めてすぐに後悔しました。 今の自分にこれを読むのは、重すぎました。 もう少ししてから読むことにします。せめてコロナが終わってくれないと厳しいかもしれない。

  • まっちゃん さん

    高嶋氏の本は昨年から読み進めていますが、東京や日本が抱える災害リスクについて、もっと真剣に向き合う必要があると思っています。そのことを理解する上で、高嶋氏の本はとても有益です。最近東京の住宅エリアを自転車で走る機会が多いのですが、土地の面積に対して、住宅の数がどう考えても多すぎるし、このことを本気で是正しない限り、東京は大規模災害に持ちこたえることはできないだろうなということを感じてしまいます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高嶋哲夫

1949年、岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒。同大学院修士課程修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。1979年日本原子力学会技術賞を受賞。94年、『メルトダウン』(講談社)で小説現代推理新人賞、99年、『イントゥルーダー』(文藝春秋)でサントリ

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品