彩雲国秘抄 骸骨を乞う 下 角川文庫

雪乃紗衣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041037416
ISBN 10 : 4041037417
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
480p;15

内容詳細

『劉輝…大丈夫。私はいなくなったりなんて、しないのよ』―のちに“軍に藍〓(し)あり、文に李紅あり”と謳われた伝説の女性官吏・紅秀麗。彼女が彩雲国国王・紫劉輝の妃となり、母となった一年間を描く「氷の心臓」ほか、稀代の暗躍者・凌晏樹の数十年にわたる愛憎を描く「北風の仮面」、さらには劉輝の最後の道行きを描ききった、文庫特別書き下ろし「秘話冬の華」も収録。著者渾身の傑作ファンタジー「彩雲国物語」真の完結巻。

【著者紹介】
雪乃紗衣 : 茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語はじまりの風は紅く』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 扉のこちら側 さん

    2016年182冊め。なんだか登場人物たちがみんな知らない間に結婚して子孫をちゃんと残していることに驚いてしまう。っそいて単行本になかった、主要登場人物達の「最期」が明らかになることによって、ファンタジー的な永遠性ではない、いつかは終わりが来る可能性がある国家や政治の物語としての、「国物語」として幕を下ろすことができた、その点を評価したい。ただファンとしては、「今もどこかで生きて頑張っている」と想像できる終わり方もあったとは考えてしまう。

  • あっか さん

    彩雲国物語最終章というか外伝というか、その後の物語というか…な立ち位置。本編で泣き尽くしたと思ったのに、「氷の心臓(劉輝)」でまた号泣でした…みんなが年齢を重ねた分だけより切ない。本編では語り切られなかった旺季や晏樹や悠舜の過去から最期までは、知れて良かった…というか知ったからこそ世界観が深まったと思うし、再読の2巡目がより楽しみになりました。そして改めて、悪夢の国試組大好きだなあ…と。笑 ちょうど鳳珠初登場の2巻目を再読し終わったところだったので、よく成長したなあ…(涙)と思ってしまいました。笑

  • ゆき さん

    大好きだった物語の最終巻。単行本で以前に読んでいたけど書き下ろし目当てのために買い直しました。買い直して良かったです。単行本では、語られなかった劉輝の身近な人達の今までと現在を少しだけど知れて良かったです。劉輝と秀麗の娘、重華は秀麗とは正反対の不器用な寡黙美人で二胡が下手でイメージと違っていたけどそれでもやっぱり二人の娘だなぁと思いました。重華が二胡の弦が切れるまで夜通し弾いたのは3度。一度は邵可で、あと2人は誰だろうと思い、それが分かった時は衝撃でした。朝賀のシーンからはもう、涙が止まらなかったです。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「彩雲国物語」真の最終巻の下巻。 第三話 北風の仮面―晏樹― つくづく旺季さま命‼️だったんだなぁ…と言うのがわかる話です。好嫌は人様々でしょう。因みに私は“嫌”です(苦笑)。第四話 氷の心臓―劉輝―と秘話 冬の花 は二編ともに涙なくして読めません。シリーズ通読して、劉輝が可哀相で堪らない気持ちになりました。いつの間にか、秀麗よりも劉輝に感情移入して読了、素敵な素敵な世界を紡ぎ出して下さった作者さまに感謝です。

  • ダージリン さん

    書下ろしの続編「秘話 冬の華」目当てで購入。15年後の話なのですが、読んでるうちに万感迫ってきて号泣しました。この話まで読めて、心の底からうれしいです。

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雪乃紗衣

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計670万部を超える大ヒット作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に

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