東京は、秋

荒木経惟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865030365
ISBN 10 : 4865030360
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
203p;22

内容詳細

東京との〈情交〉を私写した名作がワイド+ダブルトーンになって20余年ぶりに復刊!

妻・荒木陽子との対話がアラーキーの原点と本質を引き出す。「1972年の季節はいつだったか忘れたが、電通をやめた。コマーシャルはやらないことにしたので、とーぜん仕事なんざあるはずがない。/初めから写真をやりなおそー、とゆーことで、50ミリレンズ付きのペンタックス6×7を三脚につけて、それをかついで街を歩き出した。/それは1972年の秋のことだった」。

本書は、1984年に三省堂、1992年に筑摩書房から刊行された同書名の作品に、判型とレイアウトを変更し、エッセイ「「東京は、秋」の頃」(初出「アサヒカメラ」1983年7月増刊号)と英語訳(抄訳)を加えたものです。

装幀:菊地信義

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読書メーターレビュー

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  • PEN-F さん

    写真界の巨匠、アラーキーの写真集。昭和の東京の街並の写真がメインで、この本の面白い所は自ら撮った写真をアラーキーとその妻 陽子さんがその写真について楽しそうにつぶやいている事である。実は、写真てーのは写すことより写したものを見せて話す方が楽しいのだ。

  • チェアー さん

    ちょっと昔の、まだ猥雑さが残っていたころの東京の様子。なぜこの場所を、なぜこの対象を、というキモの部分を、アラーキーが陽子さんに平易な言葉で語っているのは、一つの写真論にもなっていて面白い。感じたのは、やっぱり猥雑さがない街はエネルギーが低下しているということ。清潔志向、美化志向は、ヒトの中に建前と本音の大幅な乖離を生み出してきたのではないのかなあ。

  • ぱーこ さん

    素敵な夫婦

  • ブラウン さん

    1972年から、一年東京を歩き回った記録写真。三脚担ぎ、6×7モノクロで撮影。当時、32歳である。写真、映像を、よく理解しているのが伝わってくる。この撮影を、ライフワークにしていたら本当の意味で世界的写真家になっていたのではないだろうか。名作である。

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人物・団体紹介

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荒木経惟

1940年東京都生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、電通にカメラマンとして入社。1964年「さっちん」で「第1回太陽賞」を受賞。1971年に妻・陽子との新婚旅行を收めた『センチメンタルな旅』を自費出版。翌年よりフリーとなる。被写体との個人的な関係性を写した「私写真」、強烈なエロス(生、性)

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