魔術 1年生からよめる日本の名作絵どうわ

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265071128
ISBN 10 : 4265071120
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
69p 21cm(A5)

内容詳細

魔術の大家ミスラをたずねた「わたし」は、そこで見たふしぎなできごとにおどろいた。―芥川龍之介の名作を絵童話に。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 馨 さん

    人間はどんなに自制したところでちょっとした出来事からでも欲が出るし、永久に欲を捨てきれない生きものだなと芥川作品を読むと毎回思います。魔術が使えるようになったら私もお金を増やすと思います。

  • モリー さん

    欲を捨てることが出来なければ、魔術を教わる資格がないと言われた主人公は…。私も魔術師にはなれそうにない。

  • ☆よいこ さん

    インド人のマティラム・ミスラに魔術を見せてもらい、魅了された主人公。自分も魔術をならいたいと申し出る。ミスラは「(魔術は)欲のある人間には使えません」と欲を捨てるように言った。しかし、魔術で金貨を出せるようになった主人公は・・・。▽芥川龍之介の短編を小学生でも読めるようにふりがなをふり、注釈をつけたもの。読みやすく面白い。▽自分のうちの表札に「インド人」と書くなんてありえないと思うけどw

  • masa@レビューお休み中 さん

    まさか、芥川作品を児童書で読むことになるとは思いませんでした。物語は、主人公がインド人のマテイラム・ミスラの屋敷に足を運ぶことから始まります。魔術の大家である、ミスラの魔術を見るために訪れるのです。その要望が叶い、彼の不思議な術を見た僕は、今度は「魔術を教えて欲しい」と懇願するのですが…。読んでいると、主人公と同じように魔術の中で過ごしているような感覚になってしまいます。ふと気がつくと、魔術は解かれて、現実の世界に引き戻されてしまう…何気ない日常でも似たようなことがあるのかもしれないと思ってしまいました。

  • Y2K☮ さん

    図書館本。「魔術」は小学生の頃、著者の本にハマるきっかけとなった作品。宮沢賢治は「生きとし生ける者」への思い、あらゆる生命の一体感を見守る様に描き、芥川龍之介は全ての人の業、抗えぬサガをシニカルにそれとなく暴き出す。有名なあの場面、もしも語り手が余計な欲を出さなかったらどうなっていたか。友人との賭けに負けてもプラマイゼロだし魔術の能力は失わずに済んだはず。人智を超えた時の運や見えない何かに背を押されるツキの尊さ。それらをみすみす手放してしまうヒントが垣間見えた。FCバルセロナの哲学「謙虚であれ」を改めて。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品