夏目友人帳 16 花とゆめコミックス

緑川ゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784592193661
ISBN 10 : 4592193660
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

学校の黒板に妖(あやかし)の落書きを見つけた夏目。用心する中、多軌が最近、陣を使って家に迷い込んだ妖を助けたという話を聞く。夏目は多軌の陣が、祓い屋の間では禁術であることを伝えようとするが…!? 小さな妖達が登場する特別編も収録。あやかし契約奇談第16巻!!

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人間の娘に恋する妖、病気がちの子供を心配...

投稿日:2021/04/16 (金)

人間の娘に恋する妖、病気がちの子供を心配して見守る妖怪、優しい気持ちに優しい気持ちで答えようとする人と妖の関係に心が温かくなります。夏目に出てくる妖はもちろん恐ろしいものも多いけれど優しかったり純粋な妖も多くて現実の人間社会に疲弊した心にはとてもしみわたります。

yukiringo さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 匠 さん

    安定感のあるこの作品、もう10周年。今回は久しぶりにほのぼの、ほっこり、やがてせつなくじんわりくるお話だった。タキも田沼もちょっと顔の描き方が変わったように見えたのは気のせいかなぁ?それはさておき、妖の素直さ優しさがたまらなくせつない。もちろん悪質な妖も存在はするわけだけれど、あの純粋さはもう人間だと幼児にしか残ってないんじゃないだろうか。それにしても、妖の届かぬ想いをまたひとつ、夏目くんだけの心に留めることになってしまって、教室の机に伏せていた彼の想いを汲むと、なんとか解放してあげたくなってしまう。

  • だんぼ さん

    夏目にとって、田沼やタキのように事情が分かっている友達と西村や北本のように妖とは全く関わりをもたずに生きる友達の両者がいるからこそ、やっていけるのだと思います。

  • 紅葉 さん

    今回も切なく、ウルッとしてしまいました。夏目は秘密にしなくてはいけないことが増え続け、しんどくないかしら…。読むたびに、こんな妖なら私も見てみたい、会ってみたいな〜と思っちゃいます。今回は最後のなんとも愛らしい鳥さん3人組に癒されました。それにしても、今回のオマケストラップ!大好きなニャンコ先生を手に入れる為にはLaLa9月号を買わなくてならないなんて!まんまと白泉社の思惑にハマる私は当然LaLaも買っちゃうだろうな〜

  • Tsukamo さん

    妖は優しいくせに目の前からいなくなろうとしてしまう。それは人間にとって辛いことだけど、妖にとっても辛いことであって、どうすることもできないのかなぁ、と思うと何とも言えない気持ちになります。タキと田沼の話は読んでいて切なくなりました。

  • まりもん さん

    タキの家出迷子になった妖を助ける手伝いをする夏目とニャンコ先生や、要の親類の民宿のお手伝いでも友人の為にも頑張る夏目。何だか友情にあつい夏目が読めて良かった。

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緑川ゆき

1998年、『珈琲ひらり』にてデビュー。 代表作に『あかく咲く声』『緋色の椅子』『夏目友人帳』など。

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