ジャンヌ・ダルク 超異端の聖女 講談社学術文庫

竹下節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065162767
ISBN 10 : 4065162769
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

一五世紀初めに彗星のように現れて未曾有の国難を救い、火刑台に散ったジャンヌ・ダルク。なぜ彼女は魔女として死に、聖女として甦ったのか。英仏百年戦争の政治的背景、お告げの「声」や聖女の系譜など、神秘が息づく中世ヨーロッパ世界から光をあてて、華麗で過酷な運命を背負った少女の全体像を、彩りゆたかに親しみやすい筆致で映し出した決定版!

目次 : 序章 ジャンヌ・ダルクとはだれか/ 第1章 ジャンヌ・ダルクの先駆者たち―カリスマと聖女/ 第2章 神の「声」を聞いた少女/ 第3章 中世の政治と宗教―少女戦士はいかにして誕生したか/ 第4章 戦場の乙女/ 第5章 ジャンヌの最期

【著者紹介】
竹下節子 : 比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    とても面白かった。もうひとり「ジャンヌ」が存在していたことや同僚(?)にいわゆる「青髭」がいたこと、当時における男装の持つ特殊性など、知らないことだらけだった。やはり男装や火刑というインパクトはひとびとに対して相当大きかったのだろう。小学生のとき「まんが世界の歴史」で読んだイメージが強烈だったが、それが一段と強化された。よくわかっていなかったヨーロッパ史の勉強にもなった。

  • k5 さん

    ジャンヌ以前にも存在した聖女の姿やジル・ドレの運命など、豊富なエピソードが盛り込まれています。ただ、わりと話があっちゃこっちゃ行く気はします。サブタイトルの「超異端」もよく掴めなかったけれども、ル・ゴフ読めということかいな。一方、すごく腹落ちしたのはブルゴーニュと和解をしたかったシャルル七世がジャンヌを見捨てるくだりです。

  • ジョゼ★マイペース出没@アイコン変更 さん

    ジャンヌ・ダルクの生涯を追うような内容かと思いきや、ジャンヌ・ダルクについて考察する解説本という感じでした。 ジャンヌ・ダルクのみならず聖人聖女や彼女と同じ時代に生きた人々について、また背景にあった歴史や宗教などについても書かれていてとても勉強になりました。 ジャンヌ・ダルクの生涯をもう少し詳しく知りたいと思った私にはちょっと物足りなさもありましたが、今後の読書にも本書で得た知識が役立つといいなと思います。 リュック・ベッソン監督「ジャンヌ・ダルク」、今観ればまた違う視点で観ることが出来るかもしれません。

  • 坂城 弥生 さん

    『超異端』という表現が印象的でした。

  • まこ さん

    魔女裁判は宗教派閥の対立があるし、ジャンヌの場合はそこにイギリスからの報復いちゃもんも加わった。神との交信に関してもこの当時、神と接点を持った女性が少なからずいる。そういう意味ではジャンヌの存在は嫌な言い方すれば当時としては普通。けど、一村娘が兵を率いて戦った、死後に名誉を回復されたとあればそこに特別感が出てくる。

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竹下節子

比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史・エゾテリズム史を修める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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