命の時間を抱いて

石川恭三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022888
ISBN 10 : 430902288X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
251p;18

内容詳細

医者人生50年。患者とともに、生の喜びと死の哀しみを見つめ続けてきた命の時間。人間として、どう生きるか。屈指の名医、感動の書き下ろし!

目次 : 生前供養―生の終わりを前に、人は思う。生きた証を伝えたい、と/ 北斗星―無数の偶然が重なり、出会いは必然となる/ 臨床医への通過門―患者の話をよく聞く。すべてはそこから始まった/ “怠け者”ではなく病気だった―今の自分にとって、できることを見出す/ 医者嫌い―現実から逃避していては、何事も生まれない/ 告知せず―希望のなかで過ごせる時間を、少しでも長く/ ミスの功罪―一人の命を救った、奇想天外な出来事/ 信頼というイリュージョン―人の心を、すみずみまで理解することはできない/ 人生の半分は運で決まる―生と死の明暗を分ける、第一の運と第二の運/ 忘れられた老人―二つの家庭を持つという生き方/ 時限爆弾―忍び寄る死の影と、人生の楽園/ 不幸は単独では決してやって来ない―妻に先立たれる、ということ/ みずから切り開いた活路―絶望のなかでも、人は生きる/ 祈り―人智を超えた不思議な力

【著者紹介】
石川恭三 : 1936年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部大学院修了。アメリカ・ジョージタウン大学留学を経て、杏林大学内科学教授。現在は名誉教授。臨床循環器病学の権威で、専門の心臓に限らず幅広く活躍。執筆活動も盛んで、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とく たま さん

    今まで関わった患者や家族の、命や生死、病や運などによるドラスティックな人生を思い返してゆく。これを読んでいるとしんどい人生など山ほどあり、幸せの感じ方や、命の大切さを思い。どうしようもない運命のありようが切なく感じる。経済状態と運に左右されるが、心身は健康でありたい。

  • パンダネコ さん

    患者さんと向き合ってきた回顧録のようなもの。

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石川恭三

1936年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部大学院修了。ジョージタウン大学留学を経て、杏林大学医学部内科学主任教授。現在は名誉教授。臨床循環器病学の権威で、専門の心臓病に限らず幅広く活躍。執筆活動も盛んで、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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