錨を上げよ 2 座礁篇 幻冬舎文庫

百田尚樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344428997
ISBN 10 : 4344428994
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
追加情報
:
363p;16

内容詳細

百田尚樹の幻の処女作にして、最高傑作。


著者史上最も破天荒な主人公・作田又三が、
激動の昭和を駆け抜ける!



一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹


●あらすじ
高校を卒業して中堅スーパーに就職した又三
だが、失恋を機にたった3カ月で退職。一念
発起して大学受験に見事合格するも直情的な
性格が災いし、過激派が集うサークルの先輩・
沢子や、世間知らずのお嬢様・純果との恋は
迷走。「お前の生き方は、すべて女で決まる
のか?」友人の言葉を背に、恋多きトラブル
メーカー・又三の流転の人生が加速する。


【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年大阪府生まれ。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などの番組で活躍後、2006年に『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。13年には『海賊とよばれた男』で第一〇回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミッフー さん

    第二篇突入❗️百田氏の分身⁉️作田又三が同志社大学に入学🌸硬派でならした高校までとは一変、恋に目覚める青春ストーリー✨学生時代の4年間を京都で過ごした僕の若かりし頃とオーバーラップし、恋に苦しみ踠いた昔を思い出した🤣今ならもっと上手く立ち回り絶対モテまくる自信あるのにな😝世間知らずのプルジョア娘純果、僕の初めて付き合ったKMちゃんとダブりまくり😅又三同様、彼女の親父に難儀したよなぁ💦でも彼女の処女頂いただけ又三の方が僕より上❗️僕なんて腕組んで鴨川沿いで語り合っただけ😢うーん、やりたかった🔞

  • カブ さん

    又三は高校を卒業して就職をするが3ヶ月で辞めて、大学受験を目指す。頑張って大学に入学するが、またも女と自堕落な生活に将来が見えない。又三は何がしたいのか、どうなりたいのか。続きを読む。

  • けぴ さん

    作田又三は高校卒業後にスーパーマーケットに就職。低賃金重労働の中、5分の遅刻を半日有給にされることを繰り返し、嫌気がさして退職。猛然と勉強して通常の2年遅れで同志社大学に入学する。授業をさぼり自堕落な生活を送るが、サークルの先輩の沢子、合コンで知り合った純果と女性に振り回されながらの大活劇は読んでいて飽きが来ない。竜之介の大学進学、剣之助の受験失敗、正樹の小学校でのいじめ、父親の死など家族にも様々な波が押し寄せる。それでも作田又三は大学卒業を目指していたがラスト4行で不穏な動き。舞台は東京へ?!

  • aloha0307 さん

    面白すぎて1日で読了☺ 高校卒業からが本巻 その後、中堅スーパーに就職も、失恋を機にすぐ退社(百田さん 恋に破れた男を描くのが旨すぎる)。そして同志社大学へ... 既存の権威を無視し、規則にしばられずに突き進む なんとかっこいいことか。@麻雀 ”東一局で和了ったタンヤオ:1000点を後生大事に抱えて逃げ切るつもり” この下りに複雑な思いが蠢きます。

  • 酔拳2 さん

    座標編とはよく言ったもんだね。主人公の人生の停滞ってことかな。就職、退職してからの同志社大合格はすごい。でも、そっからが停滞してんだよね。燃え尽き症候群とかもあるけど、作者の場合、元々の性分が戻ってきた感じ。にしても、昔のことというか、若い頃のこと、よく覚えてんなー。そこにこう思った、的な考察は後付けでも、その事実がないと書けないからね。次巻に期待です。

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人物・団体紹介

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百田尚樹

日本保守党代表/創設者。昭和31(1956)年、大阪市生まれ。同志社大学法学部中退。テレビの放送作家として『探偵!ナイトスクープ』等の番組構成を数多く手掛ける。平成18(2006)年、50歳のときに『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』で第10回「本屋大賞」を受賞。平成23年頃から、政治論

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