きみを守るためにぼくは夢をみる 1 星海社文庫

白倉由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061389168
ISBN 10 : 4061389165
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
新海誠 ,  
追加情報
:
15cm,248p

内容詳細

十歳の誕生日の日、夕暮れの淡い光の中でぼくはきみに約束したね。「きみを守るためにぼくは夢をみる」と。そしてほんの短い眠りについた。目が覚めると、七年間が過ぎていた。ぼくは遠い浅瀬に残された。きみは完璧なセブンティーンになって、十歳のままのぼくをみつめていた。一度はなれた絆をぼくたちは取り戻せるだろうか―。ぼくたちのはじめての恋が、もう一度始まる。白倉由美×新海誠、魅惑のコラボレーション、開幕。

【著者紹介】
白倉由美 : 1965年、千葉県生まれ。1983年、徳間書店より漫画家デビュー。2000年、武蔵野女子大学入学。作家、文芸評論家の松本徹氏に師事、小説を学ぶ。2004年、同大学卒業

新海誠 : 1973年、長野県生まれ。2002年、ほぼ1人で作成したフルデジタルアニメーション『ほしのこえ』で第6回文化庁メディア芸術祭特別賞ほか多数の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    時を止めた少年と順調に成長した少女の切ない恋。当人も周囲も少年の姿に当惑し、時に彼を責めさいなむ。色んなものが詰まった珠玉の恋物語。甘くないが未来を感じさせるラストが良い。

  • coco夏ko10角 さん

    新海誠が好きで内容も知らずに手に。一章では「キザな10歳だな…」なんて思ってただけに、二章になってからの展開にびっくり。「どうなってしまうんだろう?」とドキドキしながら読み進めていった。二人の恋心がキレイすぎて眩しい。続きが楽しみ。

  • 波多野七月 さん

    「きみを守るために夢をみるよ」10歳の夏、眠りについてしまった1人の少年。目がさめた時、そこにあったのは7年後の世界だった。自分より幼かったはずの弟は、たくましいサッカー少年に。かつて約束を交わした少女は、高校2年生の美しい少女へと成長し。世界から置いてきぼりにされてしまったような、空白の7年間の前に少年・朔は立ちつくす。少年と少女の淡い恋、少女が贈ったラピスラズリの時計。ふたたび、2人の恋ははじまるのか。夏の日の夕方の光に、夏の匂い。胸の奥がツンとなるような、ノスタルジックな初恋物語。

  • CCC さん

    惹かれる設定ではあるが、安直にぶちこまれていそうな展開がいくつもあって引っかかった。著者は子供に向けて書いたというような事を言っているけれど、ならばなおさら、児童小説だからこういう展開も入れとかなきゃ、みたいな書き方はすべきじゃないと思う。子供は子供扱いされる事にとても敏感なのだから。

  • 琴音 さん

    目が覚めたら、自分だけを取り残したまま7年の月日が流れていた。恋人はまばゆいほど美しくなっていて、弟は自分より大きくなっていて…。主人公が小学生の男の子で、その目を通して見る世界、未来がきらきらと輝いているようでした。真っすぐな思いを抱えて未来へ手を伸ばす姿は応援したくなります。あとがき、がすごくよかったです!小学生の頃を思い返し、懐かしい気持ちになりました。

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