何処やらに、井上井月 伊那の放浪乞食俳人

瓜生卓造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309020594
ISBN 10 : 4309020593
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
272

内容詳細

越後長岡の武士を棄て、家を棄て、妻子を棄て、身にはぼろと虱をまとい、酒を無心し、飯を乞い、ただ俳句だけを己の矜持として生きた井上井月。その生涯に寄り添い、徹底取材で遺作となった渾身のドキュメンタリー。

【著者紹介】
瓜生卓造 : 1920年、神戸生まれ。小説家、エッセイスト。芥川賞、直木賞の候補になった後、『桧原村紀聞』で読売文学賞受賞。山岳、探検、土地、人物に取材した小説を中心に執筆。1982年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • bouhito さん

    井上井月という放浪の俳人について、詳しいことはよくわかっていない。伊那の谷におりた深い霞のせいで、曖昧模糊としてしまっている。色恋沙汰とは無縁だったのだろうかと思ったが、どうやら岐阜のよし女という薬種問屋の娘とそういう関係にあったらしい。もっとも、「そういう関係」がそれほど深い仲とも思えない。筆者は井月が放浪者となった原因として男の機能を失っていたかもしれないと考えている。あるいは、そうかもしれない。悪童に石を投げられ、頭から血が出ても「千両、千両」とうそぶくほどに、ひょうひょうとしていたのだから。

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瓜生卓造

1920年、神戸生まれ。小説家、エッセイスト。芥川賞、直木賞の候補になった後、『桧原村紀聞』で読売文学賞受賞。山岳、探検、土地、人物に取材した小説を中心に執筆。1982年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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