そして、バトンは渡された 【2019年本屋大賞受賞作品】

瀬尾まいこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907956
ISBN 10 : 4163907955
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
372p;20

内容詳細

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

【著者紹介】
瀬尾まいこ : 1974年、大阪府生れ。大谷女子大学国文学科卒。2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年単行本『卵の緒』で作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2009年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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作品のタイトルである『バトン』とはいった...

投稿日:2021/07/25 (日)

作品のタイトルである『バトン』とはいったいなんなのか?最後まで読んで納得しました。 子供が居ると◯◯が増えるという表現が印象的でした。

A.Y さん | 愛知県 | 不明

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本屋大賞受賞ということで絶賛されていたの...

投稿日:2021/04/20 (火)

本屋大賞受賞ということで絶賛されていたので読んでみました。全体的にほのぼのとした感じではあるものの、軽い感じで、淡々と読み進めてなんとなく読み終ってしまったという印象の本でした。

タラ さん | 東京都 | 不明

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ヤマ場はあんまりなかったけれども、全編を...

投稿日:2021/04/11 (日)

ヤマ場はあんまりなかったけれども、全編を通して”ほんわか”でした。……今回私に書かれた所見は、さつきちゃんの一学期のとほぼ同じ。……三十八人も生徒がいたら、同じようなメッセージになるのもしかたないのかもしれない。「もっとよく見て書いてほしいよねえ。優子ちゃんだったら、そうだな。近所の人に礼儀正しくあいさつし、……」大家さんが言うのに、私は顔が真っ赤になった。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nanako さん

    読んでいる途中は、フラットな物語の展開に「?」「この先、どうなっていくんだろう…」と思うこともありましたが、後半、どんどん面白くなっていきました。森宮さんのキャラクターが最高で、優子との会話は読んでいて楽しかったです。感動がじわじわくる感じで、特に森宮さんが一人称で語る最後の数ページは本当によかった!登場人物が皆いい人で、主人公のことを考えてバトンを渡していく…。平成最後の日に、素敵な本を読めてよかったです。

  • starbro さん

    2019年本屋大賞ノミネート&ブランチBOOK大賞2018ということで、読みました。ノミネート作9/10、瀬尾 まいこ、初読です。本書は、発売されてから1年以上経過しているので、新作ハンターとしては失格です。イレギュラー・ファミリー・コメディとして、佳い作品だと思いますが、大賞を獲る程の勢い&感動はないので、3〜5位レベルではないでしょうか?続いてラストのノミネート作『さざなみのよる 』ですが、図書館の予約の関係で本屋大賞発表までには、読めそうにありません。

  • ウッディ さん

    3人の父親と2人の母親がいて、4回も苗字が変わった優子。複雑な家庭事情にも関わらず、誰からも愛されて素直に育った優子は、今は少しずれた愛情と親としての責任感を持つ森宮さんとの2人暮らし。2人の会話がほのぼのしていて面白く、料理やスイーツがとても美味しそうだった。瀬尾さん小説に出てくる人は、良い人ばかりで、安心して読めます。クールな向井先生の手紙にあった「あなたみたいに親に沢山の愛情を注がれている人はなかなかいない」という言葉が印象的だった。周囲の人を大切にしたくなる物語だった。とっても面白かったです。

  • ヴェネツィア さん

    設定はいたって特異。主人公の優子には3人の父親と2人の母親がいる。もちろん、同時にではなくて、それぞれの時期にそれぞれの事情があってのことなのだが。優子が置かれた状況を客観視してしまうと、これはもう普通には不幸な境遇である。にもかかわらず、優子は常に明るい。無理矢理に健気だというわけでもない。これはもう天性のものか。最後の父親となったのが、森宮さん。これまた世間の常識からは、奇妙な親子のちょっと奇妙な共同生活である。そして物語は同時に優子の成長をもさりげなく描いてゆく。トータルには涼風が吹き抜けるような⇒

  • zero1 さん

    家族とは何だ?誰かと一緒に食べることか。【正しい家族】は存在する?高3の優子は父三人に母二人という【複雑な家庭環境】で育ち名字も四回変わった。一般的に【親は選べない】が選べる優子にメリットは?男、父、夫に優先順位?この作品については【もし私なら】と考えにくい。何故ならあり得ない設定だから。カットバックは効果的で流石。考えることが多く読み終わるまで時間がかかった。第二章の展開は予想外。19年本屋大賞の話題作だが期待しすぎたのか思ったほど感動しなかった。水戸さんについては疑問あり。名セリフ多数(後述)。

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人物・団体紹介

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瀬尾まいこ

1974年大阪府生まれ。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、同作を表題作とする単行本でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、08年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、13年咲くやこの花賞、19年『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞(本データはこの

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