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杉浦日向子 増補新版 KAWADE夢ムック

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309979557
ISBN 10 : 4309979556
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
235p;21

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    杉浦さんが江戸について書かれた本は2冊ほど読んでいたが、漫画家であったとこの特集で知った。漫画は私は入り込めないのだが、巻末にある1枚ごとの絵は情緒があっていいね。文章読むと、ほとんど落語じゃないか!って思う。なんで嫁を大事にするか、ご隠居さんがどういうものであるか、そして野ざらしなんて噺ができてくるのが、よく分かりました。月島の友人が、彼の両親は隅田川の反対の岸に住んでいたと話してくれたことに対して幼なじみだったのかと聞く私に、「昔は遠かったんだぜぃ」と返してきた理由も体感できた気がする

  • PAO さん

    「江戸の話で有益な話はないんです。「三ない主義」というのが江戸っ子のライフスタイルです。「持たない」「出世しない」「悩まない」の三つです」…江戸から来て、46歳で江戸に去って行った杉浦日向子、早過ぎる死を今も悼みます。江戸を肌身で感じたおそらく唯一の現代人だったのでしょう。明治維新と共に西から来た「頑張る」「勤勉な」ライフスタイルはつい最近のもので江戸では頑張らないことが「粋」なのでしたね。活躍当時あまり理解されなかった彼女が愛した江戸っ子の生き方と現在のそれがやっと重なり合う時が来たのかもしれません…。

  • tama さん

    図書館本著者検索で ファンです この本で「!」だったのは、天野祐吉「紙面を一般の人に開放する」今の独善のネット意見をどう思うだろう。村上龍;俺様で、のっかり。全く読んだことないけどこんな奴なの?やっぱりお栄さんは杉浦日向子の作ったキャラクターがいい。著者本人のは七味五悦三会に帰依しちゃった。しかも思い出せるそれがありゃいいってのは、ネットに自分が食ったものや行った場所を「いいねしてー」感丸出しでタレ流してる自己愛患者には決して行きつけない境地。ざまあみやがれ。

  • 圓子 さん

    大好きと同時にとてつもない劣等感に苛まれる。『江戸』のあけっぴろげさ、すっからかんさ、潔さ。今すぐわたしも江戸に帰りたい!となる。なんてすばらしいのか!と。けれどもわたしはずっとずっと地方民として江戸の外のにんげんの経験と眼差しで読んできた。そして、江戸の民の(本人たちは意識すらしない)優越感に悪態をつきたくなるのだ。つまるところおめえさん方は持てる者じゃあねえかと。そうねえ。羨ましいのよねえ。ただ好きでは済まなくなってしまった存在だけど、だからこそ、今ならばどんな面白い話が聴けたかなと惜しい。

  • へいぞー さん

    亡くなってしまった人が、未来に思いを馳せて書いた文章を今読むのはツライですね。日向子さんが過ごすはずだったあれこれを思いながら読みました。そして、お兄様の寄稿にホロリ。色々慌ただしくて心乱れることの多い毎日。時には江戸時代を見習って暮らしてみるのも心の贅沢かもしれません。

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