暗黒星 春陽文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784394301684
ISBN 10 : 4394301688
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15

ユーザーレビュー

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「暗黒星」は文章を「です〜ます。」超に替...

投稿日:2021/06/12 (土)

「暗黒星」は文章を「です〜ます。」超に替えるだけで少年ものに替えられそう。登場人物のキャラクターを深掘りしていない分ポプラ社から出版されていても違和感なく読めそう。 裏を返せば殺害動機(変更)と登場人物のキャラクター(深掘り)を丁寧に描けば長編通俗小説として面白みが増したのではないでしょうか。 「闇に蠢く」は、雰囲気を満喫する目的で読む本だと思います。 只、乱歩のおどろおどろしい文体で、横溝正史の岡山もののような地方に持っていくと増々陰湿さが際立ってしまうので個人的に好きではありません。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis さん

    ★★☆☆☆ 『暗黒星』と『闇に蠢く』の2編を収録。 『暗黒星』は個人的に乱歩のワースト作品で、盛り上がる場面もないし、全体的にやっつけ仕事のような印象を受ける。 『闇に蠢く』は乱歩の初長編らしいが、ストーリーに一貫性がなく、乱歩の好きなプロットを無理に詰め込んだだけに感じた。そうは言っても、こちらはそこそこ楽しめた。 準主役のような登場だったのに、ほぼ見せ場のない植村が哀れ。そして美人ではないのに男を次々と虜にするお蝶はどんだけ魅力的な体してるの?

  • ehirano1 さん

    いつもながらの、「それ(=犯行)が可能だったのは誰か」に焦点を当てれば犯人はわかりますが、それ以上に著者が如何にしてそれをバレないように巧妙に隠し続ける技法が素晴らしいそうです。そう言われてみると、確かにそうですし、推理小説というのは読者との知恵比べでもあるのだなと改めて感じた次第です。こういうの楽しいな。

  • warimachi さん

    「闇に蠢く」の方は過去に読んだ覚えがあるけど、「暗黒星」はどうだったかな。どのみち忘れそうな内容だった。「闇に蠢く」はどちらかというと忘れたいような内容で、なんかもう乱歩も書いててイヤになったのかなあという感じであった。

  • ガトリング邪教徒(女) さん

    この一週間で「後暗いことがある」「嘘をついている」人間はやたら口数が多くなることを改めて思い知らされた。素直にごめんなさいすればいいのに嘘に嘘を重ねるから「コンサルが勝手に作成したはずなのに司会者ともども前もって打ち合わせしている」と時空が歪んでしまうのだ。この犯人はそこまで愚かじゃないから偉いと思うよ。あと「暗黒星」ってタイトルが真の意味ともども素敵。

  • 喜怒哀楽 さん

    暗黒星 夢の描写がゾッとする。 好きなタイプの長編ミステリーだったし読みやすい

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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