永谷脩の仕事 プロ野球ベストセレクション ナンバープラス

永谷脩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784160082175
ISBN 10 : 4160082173
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
524p;19

内容詳細

王貞治、江夏豊、江川卓、落合博満、清原和博……超一流の野球人の懐に飛び込み、本音を引き出し、記事を紡いできた伝説のスポーツライター・永谷脩氏が2014年6月12日、急性白血病のため、亡くなりました。永谷氏が1982年以来、Numberに1000本以上寄稿してきた記事の中から厳選に厳選を重ね、セレクトされた珠玉の53篇。野球をこよなく愛するすべての人に贈る骨太の1冊です。

【目次】

第1章 インタビュー傑作選
江川卓「今年こそ、やるときはやります!」
江夏豊「ワシはボロボロになるまで投げたかった」
清原和博 第5回「ナンバーMVP賞」決定発表

第2章 江夏豊と江川卓
江川卓の告白「あの“空白の1日”から4年たちましたね」
誰が江夏豊を責められるか?
江夏豊、西武退団から大リーグ入りまでの知られざる44日間
“流浪の狼”江夏豊 ブリューワーズの43日
江川卓「9月20日の涙」
江川卓「プリズムの中のスーパースター」

第3章 落合博満と清原和博
清原和博「不安が生んだ打撃開眼」
19歳の4番打者 キヨハラの天才
落合博満の憂鬱
清原和博「僕の原点甲子園 忘れ得ぬ3度の挫折」
落合博満「俺流の美学」

第4章 パ・リーグ育ちの職人たち
山田久志「120qの快速球」
東尾修「250勝、84球完投の“芸術”」
松中信彦「4番を支えた信頼」
野茂英雄「アウトサイダーの原点」

第5章 若きエースたちの矜持
阿波野秀幸×西崎幸広「ライバルよ、めざせ20勝!」
伊藤智仁の流麗なる魔球は未だ頂点を極めず
松坂大輔とライオンズの挑戦
杉内俊哉「彼が背負うもの」
斉藤和巳「あの悔しさは忘れられない」
田中将大「絶対エース、渾身の302球」

第6章 監督の知略
野村克也「ID野球、3年目の収穫」
仰木マジック。その10カ条。
星野仙一「チームを変えた7つの掟」
ドキュメント2005・9・29 岡田阪神、温かき優勝
2011年日本シリーズ死闘の舞台裏 秋山幸二「寡黙なる男の大いなる決断」

第7章 勝負の分岐点
エースに何が起こったのか 江川はクスリで敗けた!?
清原和博のシリーズ日記「見たか巨人 ボクの涙は日本一!」
1998年日本シリーズ激闘譜 谷繁元信vs.伊東勤・中嶋聡「緩急の罠」
2000年日本シリーズレポート 長嶋茂雄vs.王貞治「3」と「89」の意味するもの
杉内俊哉×木佐貫洋「薩摩の両雄、頂をかけて」
楽天野手陣、結束Vの全内幕

第8章 球史を掘り起こす
ドラフト前夜 江夏・藤王、それぞれの長い夜
現代高校球児の「女は野球のクスリです」
それでも俺たちは近鉄が好きだ! 猛牛たちの伝説
緊急レポート 野球は誰のものなのか
多摩川と伊東「地獄」が育てた「純正巨人軍」

第9章 対談セレクション
水野雄仁×藤王康晴 甲子園のヒーローのプロ入り初対談
王貞治×山田久志「黒星デビューこそ男の勲章だ」
掛布雅之×江川卓「いつも勝負はストレートだった」
権藤博×東尾修「今だから話そう」
江夏豊×衣笠祥雄「9回裏、無死満塁のマウンドで」

第10章 王貞治
バッティングの求道者の視点 王貞治が語る松井秀喜
王貞治 ベストゲームを語る「福岡での10年間は球史に残るはず」
WBC密着ドキュメント 王貞治「もっとも長き30日間」
ナンバーMVPインタビュー 王貞治「指揮官として生きる」
巨人創立75周年インタビュー 王貞治「選ばれし者には使命がある」

終章 永谷脩の“想い”
江川兄弟・屈折したライバル 卓と中
喜界高校と日高高校中津分校
永谷脩、最後のコラム 原辰徳が貫いてきた父親譲りの野球哲学

監修者あとがき 石田雄太
永谷脩の全仕事リスト

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムトモ さん

    昭和の終わりから平成を通してのプロ野球選手たちのお話。今のプロ野球よりずっと野球が面白かった時代の裏話⚾️現在解説者や指導者達の現役時代のネタですからオールドファンはマストですよーもちろん今のファンの方もね👍 (ノ-_-)ノ~┻━┻令和元年優勝チーム🏆はどこじゃろねー横浜でありますように🙏

  • しーふぉ さん

    王さんの「テングにならないような選手はダメだよ。テングになって鼻をへし折られ、またテングになって折られる。そうやって力をつけていく」という言葉が気に入った。へし折ってくれるライバルの存在が必要ですね。

  • anken99 さん

    非常に読み応えがある一冊。ナンバーで長く活躍してきた名ライター、永谷脩さんの珠玉の53編。プロ野球、そしてナンバーを貪り読んできた自分にとって、時に、ああこれ読んだなあと思いださせてくれ、今読んでもなんら色褪せることのない素晴らしいプロ野球ノンフィクションがそこにある。立ち位置もよし、そして誰よりもプロ野球を愛し、優しい目で見続けてきたことを想像させてくれる。とにかく外れなし、プロ野球ファン、永谷ファンには必携のバイブルではないだろうか。

  • 王天上 さん

    これだけ選手の素の部分を引き出せるのはすごいな。人間的な魅力があったんでしょうね。

  • ラムネ さん

    読書は楽じゃない。 能動的に言葉を拾い、1行ずつ読み進めることが必要だ。 雑誌「Number」掲載、永谷修の野球コラム選。 随所に足腰の重要性が出てくる。 鍛錬には地道なトレーニングが必要だ。 同じく頑ななプロ野球選手の心を開き、地の言葉を引き出すには、 想像を絶する膨大な時間と信頼の積み重ねが必要なのだろう。

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人物・団体紹介

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永谷脩

1946年4月5日、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、小学館に入社。『週刊少年サンデー』編集部を経て独立し、漫画家の水島新司と月刊『一球入魂』の創刊に関わる。その後スポーツライターとして『Number』『週刊ポスト』『夕刊フジ』などで活動し、TBSラジオでもコメンテーターとして出演。特に野球選手、監

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