悪魔くんノストラダムスの大予言 水木しげる漫画大全集

水木しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063775518
ISBN 10 : 4063775518
フォーマット
出版社
発売日
2016年04月01日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
560p;21

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    これは、かなりおもしろいのではないか。『悪魔くん』にノストラダムスの大予言を絡ませた作品で、一般的な『悪魔くん』のイメージからは違った作風となっているが、ヒトラーを登場させたことから、水木しげるがこだわる現代史を描き出すことに成功している。しかもそれを、大エンターテイメントとして楽しませてくれるのだから、すごい。解説を五島勉が担当しているのも、徹底している。

  • 大臣ぐサン さん

    辰巳出版の描き下ろし単行本として発表された『水木しげるのノストラダムス大予言』と同[世紀末編]を収録。長編として発表された悪魔くんの中では最も新しい作品だ。悪魔メフィストの力で16世紀にタイムスリップした悪魔くんがノストラダムスに会い、1999年7の月までに人類の滅亡を阻止しようとする、恐らく水木しげる作品中最大規模のスケールの作品になっている。実際の歴史を辿りながら、歴史に干渉していく悪魔くんというのは、水木しげる作品としてはちょっと異質な感じもするが、かなりの力作。隠れた名作というにふさわしい。

  • flatscan さん

    「協力/宮田雪」とあるが、実質的に「シナリオ/宮田雪」と思われる。もろに月刊ムー的な終末観の、世界の破滅と創造の物語。「悪魔くんの漫画」を期待して読むと痛いかも。最初からムーだと思って読むと割と楽しい。特に20世紀末の空気感を肌で知ってる世代にはぐッとくる。ノストラダムスだし。にしてもメフィストはいつ見てもいいヤツだなあ。役に立つ。ミカエルのヒロインっぷりも清々しい。でもって2020年的には、悪魔くんの十二使徒にアマビエがしれっと居るのがなんか笑う。世紀末編で突然出て来るけど、どういうことなのあの連中。

  • える さん

    おもしろかった!悪魔くんの歴史解説もよかったし、個々のキャラがたってるのはさすが。魔女がいい。ヤモリになった悪魔くんはシュールでかわいかった。家獣はバミューダにいるのね‪w最後にちょっとだけ出てきた百目がかわいい。実際のグランドクロスの年に何があったのか興味がわいた。最後の対談がとてもよかった。南方熊楠に強い関心を持った。

  • llll' さん

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人物・団体紹介

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水木しげる

本名、武良茂。1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、さまざまな職業を経て、57年『ロケットマン』で漫画家デビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2

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