平清盛 天皇に翻弄された平氏一族 平凡社新書

武光誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582856132
ISBN 10 : 4582856136
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
18cm,227p

内容詳細

平安時代末期、貴族社会が揺らぎ、天皇家の確執が武力闘争に発展していく中で頭角を現していった平清盛=平氏一族。彼らが、いかにして天皇家に翻弄され、滅亡に至ったのかに迫る。

【著者紹介】
武光誠 : 1950年山口県防府市生まれ。東京大学大学院国史学科博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。日本古代史を中心に日本文化を歴史哲学、比較文化的視点で扱った研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    通史としての平家の歴史がよくわかった。改めて平家は最後の貴族政権だったんだなぁと思った。以後日本史においては江戸辺りまで戦乱につぐ戦乱で武家政権の時代になっていく最後の安定した時代だったのかなぁとも思った。

  • ジュンジュン さん

    悪者のイメージが強い清盛に、新しい視点を与えてくれる。平氏を皇室を支える軍事貴族(故に武士ではない)と捉え、源氏に敗れた事により貴族政権が終わったと。面白いが、評価が高すぎる気がする。地図や系図がふんだんに挿入されて理解を助けてくれる。もっとも本文とのズレもあり度々ページを捲らなくてはならないが。

  • hoiminsakura さん

    平清盛については教科書程度のことしか知らなかった。この本は大変わかりやすく、自然な形で知識が吸収できた。系図や官職の図示が丁寧だったのも理解を助けてくれた。鹿ヶ谷の陰謀について、その理由とする説に驚いた。本全体を通じて、複数の説があることを尊重していることも、作者の品格を感じさせてくれた。入門書のようでもあるがとても満足した。

  • タムーチョ さん

    非常に分かりやすいです。図面や家系図などを駆使しています。入門書には打って付け。平清盛は父や祖父の作った基盤や後白河院の影響はあったモノの、1代で太政大臣まで登り詰めました。 しかしこれは彼の実力や仁徳があってこそなし得た偉業だと思います。今の日本を見て平家一門はなに思うのかな。

  • Zhao さん

    イメージでなく史実(多分)に基づいた平清盛が書かれた一冊。 アンチヒーローでもなく、傲慢な独裁者でもなく時代の引き継ぎに大きな役割を果たしたという本書の見方はなるほどそうであったのかも、と思わせる。 国民的ヒーローの源義経の影響か源氏が善で平氏が悪というイメージはどうしても強いがもう少しフラットに考えた方がいいのかもね。

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人物・団体紹介

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武光誠

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は、日本古代史、歴史哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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