桃尻語訳枕草子 上 河出文庫

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309405315
ISBN 10 : 4309405312
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,325p

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著者橋本治の窯変源氏物語を読んでいる最中...

投稿日:2021/05/11 (火)

著者橋本治の窯変源氏物語を読んでいる最中である。最初の印象では面白可笑しく書かれた本と思っていたが。逆で、きわめて原典の忠実。びっくりした。この書も「春って曙よ だんだん白くなってく山の上の空が少し明るくなって」と。この始まりにはビックリするがこれは決して原典からの乖離を意味しない。

西口まる さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yanae さん

    三軒茶屋星座館で星座神話をくだけた若者言葉で楽しく読ませてもらっていたら、お気に入りさんがこの本の存在を教えてくれました♡枕草子にもキャピキャピ女子の口語訳があったとは!(笑)注釈がたくさんはいるので、勉強にもなるー。受験生の時に知っていたら楽しく勉強できたかな?読み進めるのはちょっと時間がかかりましたが、こういう本があると知れたのが何よりの収穫♡他にもどんな本があるのか見てみたいです!

  • しゅてふぁん さん

    桃尻語訳。やたらとテンションが高くて、主語が行方不明で文章が繋がっていなかったりと慣れるまでは読みにくかった。原典の直訳なんだろうなと思いながら読み進めていく。慣れてくればまるで漫画を読んでいるような気分になってきて楽しかった。やみつき系。そして何と言っても[註]が良い!枕草子の時代の全てを分かりやすく解説してくれているのでとってもお役立ち。枕草子の復習に持ってこいのシリーズ。全三冊、のんびり読んでいきます。

  • takaC さん

    面白い。とても。だって、「受験勉強に頭に来ていた」僕だから。でも、本としては読みにくい。とても。一概に清少納言のせいではなかろうが、まあいいか。

  • Mishima さん

    著者の薀蓄が怒涛のように詰め込まれております。人物、事象、風物などなどが無人に広がる注釈はこれらに疎い私には興味ふかく読めました。しかしなんとも言えない濃すぎるオネエキャラの語りに辟易する人も少なからずいるだろうと推察されます。語りたりなかったのか35ページの解説つき。こちらは素の語りですので読みやすくなっています。平安時代の人物相関図やら政治ポストやら女の役割やらが俗なことばで綴られております。人間って変わらないな。それにしても「枕草子」って延々と身も蓋もないことが書いてあるんですね。

  • ☆kubo さん

    再読。ちょこちょこ読むのに良い。現代語訳といっても今ではもう古い表現が満載。ナウいとか(笑)でも鋭い観察眼とか、男性の品定めとか、現代人も古代人?も共通点があるのがなんだか不思議。人間ってあんまり変わらないのね。

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人物・団体紹介

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

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