絵画の向こう側・ぼくの内側 未完への旅

横尾忠則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000291354
ISBN 10 : 4000291351
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
277p;20

内容詳細

美とは何か。描くとはどのような行為なのか。絵画にとって完成とは。アトリエの現場で、幼少期の記憶から、ウォーホル、三島由紀夫、寺山修司など表現者との交流から、日々問い続ける独自の考察は、絵画の制度や自己の境界を越えるものとなっていく。1960年代から走り続けた現代美術の旗手が創造の現場から問う、体験的芸術入門。

【著者紹介】
横尾忠則 : 美術家。1936年兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後も各国のビエンナーレに出品するなど世界的に活躍。国際的に高い評価を得ている。95年に毎日芸術賞、01年に紫綬褒章受章、08年に小説集『ぶるうらんど』で第36回泉鏡花文学賞、2011年に旭日小綬章受章、同年度朝日賞、2014年山名賞など、受賞・受章多数。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館開館。2013年、香川県豊島に「豊島横尾館」開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nizimasu さん

    気づけば結構、横尾サンの文章を読んでいる気がする。芸術家のことについて触れたかと思えば、今の制作の話。過去の作品のインスピレーションにつながったような幼少期のエピソード、そしてサイケや円盤も出てくる。この時代時代の風景をぐるぐると巡りながら、突然、文章が自分の前に現れる時の面白さが、横尾サンの真骨頂だろう。読書人の連載でもそれが健在。最近のテーマであるY字路についての言及は、何度も反駁しているかのようで、絵画の連作にも似た妙な恍惚感が文章から漂う

  • MO さん

    横尾さんの人生エピソードを主軸に製作での思いが書かれている。半生の話では他の本で書かれていることが多く新鮮味がないものの、芸術製作への心の内では若い時のオカルトかかったスピリチュアル発言「僕UFO呼べるんですよ〜」とかが目立たず、もっと絵画=肉体という思いから広がる精神性が見られる。おそらく肉体が衰えていくと人は精神性がするのだろうか?「暗黙の了解みたいなのはどこにもある。現代美術だって例外ではない。だけど考えてみれば、美術はもともと暗黙の了解を否定するところから出発しているのである。」

  • ゆうゆう さん

    現代芸術はすごい!ドキリとする生々しさがある。体温があって生きているということを、知らしめる某かがある。直島、瀬戸内にはいつか行ってみたい!

  • 伊丹せいや さん

    作品の元になった「発想の種」みたいなものが知れて面白い。本人も「東洋的な無戦略」と言ってるけど、ほとんど偶然や直感が最初なんだな。あと回想や憧憬。文章もとても読みやすい

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人物・団体紹介

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横尾忠則

1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。2012年、神戸市に兵庫県立横尾忠則現代美術館開館。2013年、香川県に豊島横尾館開館。95年に毎日芸術賞、11年に旭日小綬章、朝日賞、15年に高松宮殿下記念世界文化賞、20年に東京都名誉都民顕彰、23年に日本芸術院会員。著書に、

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