虚像の道化師 文春文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167903114
ISBN 10 : 4167903113
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
475p;16

内容詳細

二冊分の面白さ! ガリレオ文庫版、お買い得です

天才物理学者・湯川と草薙刑事のコンビが難事件を解決する、シリーズ王道の短篇集。単行本二冊分の文庫版オリジナル編集で登場!

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、85年、「放課後」で江戸川乱歩賞受賞。99年、「秘密」で日本推理作家協会賞受賞。2006年、「容疑者Xの献身」で直木三十五賞受賞。同書は本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝き、12年にはエドガー賞(MWA主催)候補作となった。同年、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で中央公論文芸賞、13年に「夢幻花」で柴田錬三郎賞、14年に「祈りの幕が下りる時」で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    ガリレオ・シリーズの第7弾。今回は原点に還って、漢語動詞をタイトルに冠した短篇が4篇。手法も、基本的にはこれまで通りに湯川が物理学を駆使して謎を解いて見せるというもの。初期の頃に比べると、より洗練度を増しているようだ。前半の2篇こそは物理法則によるトリックの解明が中心だったが、後半ではさらに余裕と展開相が見られる。「偽装う」は殊にいい出来だ。湯川がこれまではあまり見せることのなかった感性的な側面を見せるのである。でも、こんな調子だと湯川は同窓生たちに焼き肉を奢ることになってしまいそうだ。

  • Tetchy さん

    本書では内海刑事の登場以来、疎遠になりつつあった草薙刑事と湯川との名コンビぶりが復活しており個人的には嬉しかった。今回も科学知識を活用したトリックが並べられているが生活家電に取り入れられている物、かつて学生時代に学んだ物、また初めて聞く物もありとヴァラエティに富んでいる。そしてさらに湯川は人に対する接し方が温かくなってきており、特に「透視す」、「曲球る」、「演技る」の3編ではそれが顕著だ。以前は加賀シリーズの方に好みが偏っていたが、本書でこのシリーズに好みの天秤の傾きがさらに強くなったと告白しておこう。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    探偵ガリレオシリーズ第7作 神憑りもイリュージョンも奇跡や超能力さえも、我らがガリレオ先生にかかれば物理法則で解けない謎は無い! 今回も冴えわたる頭脳と隙のない論理展開と言いたいけど、なんか人情派を目指してませんか 湯川先生?(笑) サクサク・クランチチョコの歯触りですね! おぉ、そっかバレンタインですねぇ まぁ縁が無いですけどね(笑)

  • kishikan さん

    これは超お買い得・お読み読!というのもこの文庫版「虚像の道化師」は、単行本「虚像の道化師」と「禁断の魔術」の単行本2冊をまとめた短編7作品からなる合作本だからなんです。正確には禁断の魔術は4編の短編小説なのですが、「猛射つ」は収められていません。というのも「猛射つ」は知ってる方も多いでしょうが、長編化されて文庫版「禁断の魔術」になったからです。それはともかく、東野作品をオリジナル全制覇を企てなければ、やはりこの文庫版はお得。TVのガリレオ2が印象深いか小説の方が味わい深いか、比べるのも面白いですよ。

  • ナルピーチ さん

    シリーズ7作目は短編7作品が収録。どの話もコンパクトに纏めて、しっかり起承転結を経て締め括ってくれる。本作ではその表題『虚像の道化師』にちなんで、全体的に人の心情をキーポイントに置いて、定番の物理トリックを織り混ぜたイメージ。とある新興宗教の教祖とその周りの取巻き達。戦力外通告を受けた野球選手とその妻。双子の姉妹によるテレパシーなど、実体のない虚像を追い求める人々は、ガリレオとどう対峙するのか。本作も安定の面白さだった。

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『無幻花』で第

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