長い廊下がある家 光文社文庫

有栖川有栖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334765910
ISBN 10 : 4334765912
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
312p;16

内容詳細

限界集落を調べていた学生が、山奥の廃村に辿り着いた。そこで彼は「幽霊の出る家」を取材する三人の男女と出会う。地下に別の家と繋がるトンネル状の長い廊下が。中央には扉があり、その西側で死体が発見された。容疑がかかる三人は犯行時刻、東側の家にいて、鍵のかかった西側には行けない。臨床犯罪学者・火村英生がトリックを華麗に暴く!表題作ほか全4編。

【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年大阪府生まれ。’89年、『月光ゲーム』でデビュー。2003年、『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞。’08年、『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。現代本格ミステリの代表的な書き手として、多くの読者を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nobby さん

    作家アリス19作目は中短編集。いつもの感じのフィールドワーク2篇に加えて後半2つはそれぞれアリスと火村の単独モノ。表題作の西から東からのトリックはお見事!いろいろ浅はかな推理を楽しみながら明かされた事実へのヤラレタ感がたまらない!アリス活躍な「天空の眼」はアリスと事件がなかなか重ならず戸惑いながらも最後にハイテクと徒労が結びついての解決は絶品!最終篇「ロジカル・デスゲーム」で仕組まれた火村先生の窮地はまさに生死を分ける瀬戸際!読んでる方が緊張してたのは間違いない...その確率の解説は分かったつもりで(笑)

  • 純 さん

    面白かった♪「長い廊下がある家」はトリックを考えるのが楽しかった。結局当たらなかったけど……。「天空の眼」は、アリスが小説のネタをつかみ損ねたことに笑った。そして、何と言っても「ロジカル・デスゲーム」ドラマとは比べものにならないぐらい、面白かった!!やっぱり原作がいい!

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆23011【長い廊下がある家 (有栖川 有栖さん)k】長い廊下というよりもこれは地下トンネルだよねぇ。トンネルといえば、常磐自動車道を走ると次から次へとトンネル〜!北陸道はもっと凄くてトンネルの展示会みたいな。おっと!話が横道に逸れましたね。どうでもいい話を失礼しました。そうそう、本作品、短時間で読めそうなバラエティーに富んだ中編数本で構成されてまして、長編ミステリーの様に緊張で肩が凝る〜的な時間も短かくなるので楽ぅ〜な気持ちでエンジョイできましたよ。(ぃちぉぅ、褒め言葉ネ)d(^^)\

  • ヒロユキ さん

    表第作『長い廊下のある家』は他にも色々なトリックができそうなシチュエーション。自分で違う可能性を考えてみるのも楽しいかも。『天空の眼』でアリスがせっかく活躍したのに、次の『ロジカル・デスゲーム』のヒリヒリした展開で結局火村先生にいいところを持っていかれちゃいましたね(笑)確率の問題は元ネタを以前から知っていたのですが、それでも十分に面白かったです。

  • がたやぴん さん

    四編が収録されている。読者への挑戦がなくても新本格ミステリ作家の作品だと張り合う自分がいます。表題作のトリックとロジカルデスゲームは火村と対等に推理できた。有栖が活躍する話とは相性が悪いようで負けっぱなしだ。残りの一作は、少しだけ悲しい物語に思えた。初期の作品に比べ、王道からは離れてきたが登場人物の魅力は増している。それだけに読了後には毎回、火村が活躍するガチガチの本格長編をどうしても読みたいと感じる。離島、館、連続 、密室。全て盛り込んだようなのが読みたいよー。

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有栖川有栖

1959年大阪府生まれ。’89年、『月光ゲーム』でデビュー。2003年、『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞。’08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。’17年『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞受賞。’18年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞受賞。’22年、第26回

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