図書館戦争 図書館戦争シリーズ 1 角川文庫

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043898053
ISBN 10 : 4043898053
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
15cm,398p

商品説明

シリーズ待望の文庫化! 5ヶ月連続刊行。一挙2冊刊行!!

2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年が経ち、日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるのだが……。

内容詳細

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』で、2年連続ブクログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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設定が面白い。書籍を守る人がいるというの...

投稿日:2021/04/19 (月)

設定が面白い。書籍を守る人がいるというのは、本好きにはたまらないし、応援したくなる。一見、難しい組織のやり取りがありそうなものの、中身は恋愛要素が盛りだくさんなところも実に面白い。ライトノベルっぽさがあり、キャラ読みできてしまう。

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本作は「公序良俗を乱し人権を侵害する表現...

投稿日:2018/05/21 (月)

本作は「公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』」が成立した世の中が舞台となっていますが、コンプライアンスやクレーム予防のために過剰な程の気遣いや制約がある今の世の中は、このまま行くと本当に「メディア良化法」が施行される未来が来るのではないか、と現実感のあるストーリーにハラハラします。そして平和ボケしいる私たちに戦争の恐怖をまざまざと感じさせるリアルな戦闘シーンにはドキドキが止まりません。また、そんな中で描かれる堂上と笠原のいじらしい恋愛模様には、共感したり、時に裏切られたりもして、早く次の展開が知りたくてどんどん読み進めてしまいました。男女ともに楽しめるエンターティンメント作品だと思います。

kkk さん | 千葉県 | 不明

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話題になったこの作品。主人公とその思い人...

投稿日:2012/02/07 (火)

話題になったこの作品。主人公とその思い人である上官のやりとりなんて、「ベッタベタ!」と本から音が出るんじゃないかと思うくらいベタなんですが(笑)、案外色んな世代に読まれているだろうなあ(受けるだろうなあ)と思います。図書館や書店に通う本好きの子どもたち、そして一昔前、そんな少年時代を過ごしていたけれど、今は少し読書から遠ざかってしまった大人たち。そんな方たちに特におすすめしたい作品です。 「自由な読書をめぐって、図書館が戦う」なんて、それだけで本好きの血が流れている人にはワクワクさせられてしまう設定じゃないでしょうか。プラス、先に「ベタ」と書きましたが、その分とても読みやすく、世界に入っていきやすい。有川さんもその辺りを計算して書かれているという気がします。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 扉のこちら側 さん

    単行本で初読、文庫で再読。震災後、まだ家に帰れなかった頃に購入。これで持ち歩きが便利に。検閲とか、こんな世の中にはならないでほしいな。

  • 遥かなる想い さん

    大学の生協で売れているということだが…図書館を守る図書隊員とメディア良化を口実に表現を取り締まろうという勢力が対立した時代、王子様を求めて入隊した笠原郁の物語。上官には癖のある堂上などがおり、それなりに面白いのだが、あまりついていけなかった。むしろ番外編の方が面白かった。

  • れみ さん

    いやー面白かったです。現実のようで現実ではないパラレルワールドでの、本をめぐる“戦争”。読むのは楽しいけど、好きな本が好きなように読めないし、その当たり前にあるべき権利を守るために武力を使わないといけないとか…こんな世の中は嫌だなあと本当に思った。巻末の有川浩さんと児玉清さんの対談が面白くてこれも良い。本に対する児玉さんの並々ならぬ思いが伝わってきた。

  • しゅわ さん

    かなり以前、本屋さんで平積みをみた時からなんとなくタイトルが気になって心の隅っこにひっかかっていた本です。これだけ売れた本を今更…な感じですが、ちょうど図書館で見つけたので読んでみました。私にとっては初「有川作品」です。噂に聞いていた以上に読みやすく。あっという間に読了。 かなりぶっとんだ設定なのでツッコミどころも満載ですが、こまかいことを気にせずに勢いで楽しめました。ハマって全巻大人買いしちゃいました。 文庫本はおまけがいっぱいでお得感があり良いですね。

  • hiro さん

    阪急電車、シアター!と有川作品を読んできたが、やはり有川浩の作品は面白い。引かれあっているけれど、会えば必ず、気持ちにもないことを言ってけんかをしてしまうというお決まりの恋愛小説、恋愛ドラマが大好きなのだけれど、まさに堂上と郁の二人は関係はこのパターンで、読んでいて何か痒くなってくるが、この先どのような場面が用意され、愛し合う気持ちを強くしていくのかと思って読んで行くのがたまらなく面白い。これからのシリーズで最後は二人がどのようになるかということは、だれにだって想像できるけれども、そこがまたいい。

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有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

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