健康マニア、何が楽しい 体にいいことばかりやってて疲れない?

新見正則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880038
ISBN 10 : 4087880036
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

「不要の我慢はするべきではないのです」。西洋医学と漢方を極めたイグ・ノーベル賞受賞医師が教える“健康力”のあがる生き方。人生100年時代、たとえ長生きしたって、頭も体も健康でなければ意味はなし。巷にはびこる健康法に振り回される“健康マニア”たちの目を覚まさせる、ボケずに幸せに長生きするための指南書。好きな食べ物もタバコも酒も我慢して、健康リスクにばかり気を使って暮らして本当に幸せですか? 人はどうせいつか死ぬのだから、目指すのは“心身ともに死ぬまで現役”。医療と健康のプラットフォーム屋(Medical Platfomer)を名乗る名医が教える目からウロコの新・健康術がここに。

第1章 日常・健康・環境編
●健康志向反対 ●人生は楽しんだ人が勝者。長生きした人ではない●タバコばかりを悪者にするのはフェアじゃない●ハッピーに生きるためにはレジリエンスが大切 ●空腹は我慢したほうがいい。でも過剰な我慢は不要●心配性の人はテレビの健康番組を見るな●古くからの教訓は「人間のビッグデータ」。間違っていない●基準値から少々はみ出しても問題ないことが多い●日本のBMI値には悪意が潜んでいる●デブは二種類。健康デブと病的デブ●血圧は上よりも下を、そして脈拍を気にするべし●コレステロール値は無視してもいい●資本主義社会の健康情報なんて信じるのが馬鹿●自分の垢こそ一番の防御機能●現代人が糖質過多であることは間違いない●運動嫌いな人が無理にやってもいいことなんて何もない●免疫力という言葉には要注意●更年期障害を悲観するな

第2章 病気・薬・治療編
●ストレスががんを誘発しているというのは真実●症状がないがんなら手術を受けるな●転移する前のがんは本当の意味でがんではない ●うつ病の多くは寝ていれば治る●症状に慣れるのもひとつの方法薬●どんな病気も死ねば治る

第3章 老い・認知症・お迎え編
●長生きの秘訣をすぐ答えられる人は元気な人●肺炎は老人の友?●認知症予防には仲間と一緒にアウトプット●家族のことがわからなくなったらお迎えのとき●「できる限りのことをして」と言ってはいけない●本好きはボケに要注意

第4章 医者・医療・漢方編
●現代医療はグレーゾーンが相当広い ●医療は運と縁●医者の仕事は人生充実アドバイザー●効果の相関が漢方の歴史●漢方が西洋医学の中に溶けこむことが理想

[プロフィール] '59年生まれ。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業、オックスフォード大学医学部博士課程留学。移植免疫学でDoctor of Philosophy(DPhil)取得。現・帝京大医学部外科准教授。愛誠病院漢方外来統括医師。アメリカ外科学会フェロー(FACS)、日本外科学会専門医・指導医。日本東洋医学会専門医・指導医、日本脈管学会専門医など。外科医で漢方医でもあり、イグ・ノーベル賞を受賞したサイエンティスト、健康と医療のプラットフォーム屋(Medical Platfomer)としても活動。趣味はトライアスロン。

【著者紹介】
新見正則 : 1959年生まれ。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業、英国オックスフォード大学医学部博士課程留学。移植免疫学でDoctor of Philosophy(DPhil)取得。現・帝京大学医学部外科准教授、愛誠病院漢方外来統括医師。アメリカ外科学会フェロー(FACS)、日本外科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本脈管学会専門医など。外科医で漢方医でもあり、イグ・ノーベル賞を受賞したサイエンティスト、健康と医療のプラットフォーム屋(Medical Platformer)としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のんタコス さん

    健康マニアは、日々あれもこれもと身体に良いといわれることを試している。 100%完治を求めるから、苦しむわけで、 苦しみが半分になったら良いな〜 くらいの気楽さで治療をする方がストレス溜まらない。 年齢に抗うのではなく、老いを受入れながら楽しく生きてる方が生き生きしていられそう。 なんとなくホッとできる内容でした。

  • チャー さん

    身体に良い噂は多数あるが、本書では我慢してまでそれをやり続けることに疑問を投げかけている。目指すの長生きではなく死ぬまで現役という著者なの視点は、何のために生きるのかという基本的な視点について考えさせられる。悪いと言われるタバコを吸い続けて長生きする人もいる。一方で怪しいながらもなんとなく効く健康法もあったりする。一つ一つに目くじらを立てず、適度に合った方法で生きようという著者の思いは、しなければならないという強迫観念を和らげる。人間いつかは死ぬのだから、そう思うならやってみなさいというスタンスが印象的。

  • patapon さん

    気楽に読めるお医者さんの読み物、といった体ですが、内容は考えさせるものでした。「ある程度の症状を受け入れることが最良の健康管理術である」という見開き2ページの章が特に印象的で、このままコピーして周りに読ませたいくらい。病気や症状にこだわり続けることが楽しみや生きがいになっている人に自分がなっていないか、気を付けたいです。

  • アール さん

    現役医師の書かれた本ですが、専門的な用語もなく読みやすかったです。漢方を勧めているのことが印象に残りました。

  • Roko さん

    TVでも、ネットでも、雑誌でも「健康に良い」というセリフはキラーコンテンツになっています。健康に良いという情報を信じて、それを取り入れる人ってホントに多いんですよね。1日1万歩ウォーキングとか、何とかドリンクとか、「健康のためなら死んでもいい」みたいな人いますよね。それでいいんですか?と警鐘を鳴らしているのは、イグノーベル賞を受賞したこともある新見先生です。世間の人たちが深く考えもせずに信じている健康法に「ちょっと待った」とおっしゃっています。危ない健康法や、古い常識ってたくさんあるんですよ。

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