1980年代 河出ブックス

斎藤美奈子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624891
ISBN 10 : 4309624898
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
397p;19

内容詳細

戦後日本の転換点にして、〈いま〉の源流とも言える80年代。記憶だけで語るにはもはや遠く、歴史と呼ぶにはまだ近いこの時代を、てい談・論考・コラムを組み合わせながら多角的に問い直す。

【著者紹介】
斎藤美奈子 : 1956年、新潟県生まれ。文芸評論家

成田龍一 : 1951年、大阪市生まれ。日本女子大学人間社会学部教授(近現代日本史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    自分が社会人1年生だった、バブルやサブカル…刺激的で華やかりし時代。コラムや対談・鼎談などで多角的に、あのときの空気を分析している。中でも、平野啓一郎の「昭和プロレスの”リアリティー”」が面白かった。なぜあの時代とプロレスが蜜月、だったのかが解き明かされる。悪く言えばごった煮、よく言えば多彩な1冊。興味ある所だけの、つまみ食いして楽しめる。

  • harass さん

    当時の様々なテーマやジャンルの体験や総括をまとめたもの。先に90年代のを読んでしまったが、こちらが明らかに面白い。なかなか興味深い部分が多かった。80年代は明らかに何かが変わった時代であり、各分野からの視点がどれも説得力がある。引用したいところが多すぎで困る。特に高橋源一郎や斎藤環、平野啓一郎の対談や、椹木 野衣に感心。非常に個人的には、少女漫画のところで、岡田あーみんの『お父さんは心配症』の紹介があり、懐かしさに慄いた。姉が掲載雑誌を買っていてリアルタイムで読んでいたのだ。お勧め。

  • 山田太郎 さん

    80年代と聞くと反応せずにはいられない40代おっさん向け。ひばりちゃんはよかった。

  • おさむ さん

    私の10代と重なる1980年代。ひたすら明るく、前向きな時代だったなあと改めて実感。好景気ってほんとに良いもんですね(淀川長治風に)ファッション、映画、音楽やマンガ、文学も「メガヒット」が共通記憶としてなり得た時代でもあります。価値観が多様化したいまの10代はどんな共通記憶をもつのだろう?

  • かんがく さん

    戦争や左翼が古臭くなって広告や消費が全面に出てきた時代、文学や思想界でも軽さが意識された時代、女性が本格的に活躍を始めた時代、オタクとヤンキーが登場した時代。様々なジャンルの専門家たちの鼎談や論考から、昭和の終わりの10年間の雰囲気が少し掴めた。紹介されていた本を読んで更に理解を深めたい。

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人物・団体紹介

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斎藤美奈子

1956年、新潟県生まれ。文芸評論家。1994年、文芸評論『妊娠小説』でデビュー。2002年、『文章読本さん江』で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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