世界史の新常識 文春新書

文藝春秋編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166612086
ISBN 10 : 4166612085
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;18

内容詳細

ローマ帝国を滅ぼしたのは難民と格差だった、イスラームはなぜ台頭できたのか、明朝を揺るがした日本の火縄銃、イギリス料理がまずい理由とは―知っているようで知らない世界史のエッセンスを凝縮した一冊。

目次 : 第1章 古代(古代ギリシアはペルシア帝国に操られていた/ どうして釈迦は仏教を開いたか ほか)/ 第2章 中世・近世(預言者ムハンマドのリーダーシップ/ 中世グローバル経済をつくったのは遊牧民とムスリム商人 ほか)/ 第3章 近現代(産業革命がイギリス料理をまずくした/ 保護貿易が生み出した産業資本主義 ほか)/ 第4章 ブックガイド(グローバル・ヒストリーとは何か/ 評伝・自伝で人物の内面に迫る ほか)/ 第5章 歴史の教訓(史上「最も幸せな国」はどこだ?/ 世界史から何を学ぶか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しげ さん

    古代、中世、近代そして現代まで、私の様な素人でも分かり易く歴史について学べた一冊、各パートを専門に研究された学者による論文、宗教誕生とそのバックボーン、イギリス料理が不味い事と産業革命の関係など興味深いお話しから、アメリカ奴隷制度と民主党のレトリックなど政治と時の権力は似た様な扇動を起こすものだと納得

  • もりやまたけよし さん

    文春の世界史関連の記事のダイジェスト版。近現代は面白い。アメリカの民主党の歴史は、アメリカを知る上で重要な情報でした。

  • skunk_c さん

    日本史版と同様、やはり玉石混淆の印象だった。面白い論考もあり、ブックガイドも参考になったけど、かなり荒っぽい議論もあった。例を挙げると中野剛志の産業革命論、議論のスタート自体が古すぎる(冒頭のようなまとめ方は、今の高校教科書にはない)し、鉄と石炭の関係も首をひねる。なにより軍事用の鉄が1806年に1700年(ここと比べる意味も不明)から20倍になったのが鉄の増産の理由って言うけど、ナポレオン戦争中の数値だし、そもそも鉄道線路の鉄あたりと比べないと。鉄が石炭産業の発展要因とするが、具体的な論証はない。

  • 十川×三(とがわばつぞう) さん

    面白い。23名が、世界史の専門分野を、それぞれの独自の視点で述べる。領域は重複せず、古代から現代まで網羅。▼特に興味深かったのは、@無常(仏教)と恒常(一神教)にグループを分けて解説。Aユダヤ教とキリスト教の、神が沈黙している問題。B英国料理がまずいのは産業革命のせい。C米・民主党は元々ゴリゴリの人種差別党。

  • みっちゃんondrums さん

    面白くまとまっていて読みやすく、勉強になった。帯の惹句に偽りなし。以前、映画「リンカーン」を観て、あれ?リンカーンは共和党で、奴隷制を廃止したわけで、民主党の地盤は奴隷制存続を望む南部だったんだよね?今と反対じゃない?ねじれてる?と疑問だったことが、この本で解決した。習った歴史を鵜呑みにしたままではいけないね。学び直しは必要だし、楽しい。中国社会のことなども、なるほどと思わせる切り口だった。しかし、貨幣制度とか経済の話になると、脳のシャッターが降りてしまうののであった。笑 夫から勧められた本。

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