折口信夫芸能史講義 戦後篇 池田彌三郎ノート 上

折口信夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766421828
ISBN 10 : 4766421825
フォーマット
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;23

内容詳細

戦後折口学の「芸能史」が明らかにされる

昭和20年、22年度、23年度に行われた折口信夫の芸能史講義を、池田彌三郎筆記のノートをもとに書籍化。
能、歌舞伎、舞踊、相撲――折口の古代研究の基底をなす「芸能史」の全体像に迫る未発表講義録。

「われわれの言う「芸能」の説明では、芸能は演芸にあたる。(略)日本の演芸の性質がせり詰めて情熱が加わると演劇に到達する。逆に言うと、日本の芸能は演劇的出発点を持っている。概括して言うと、演劇、舞踊、歌謡あるいは曲芸というより詭芸、軽業、手品、こういう種類のものだ。それから広い意味での武術、その中、特殊なもので相撲。そういうものがみな芸能だ」(本文より)

【著者紹介】
伊藤好英 : 1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。専門は、日本芸能史、韓国芸能史

藤原茂樹 : 1951年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授。専門は、古代文学・芸能史。上代文学会常任理事、古事記学会理事

池田光著 : 1947年生まれ。池田彌三郎の長男。慶應義塾大学文学部文学科(国文学専攻)卒業。同大学大学院社会学研究科(教育学専攻)博士課程修了。元洗足学園短期大学助教授。教育原理、文化史などを担当。1974年から1976年まで西ドイツマンハイムに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メーテル/草津仁秋斗 さん

    折口の芸能史に関する講義を、まとめた本。芸能史と言っても、歌舞伎などの新しいものより、むしろ田楽などの一段階古いものについてが中心。なかなか賛同しづらい、折口らしいイマジネーションに富んだ説も載っているが、民間芸能についてやりたい人は読んでおくべき本だと思う。

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折口信夫

1887年、大阪府西成郡木津村生まれ。天王寺中学を経て國學院大學卒業。のち國學院大學教授、慶應義塾大学教授。国語学・国文学・民俗学・芸能史を研究し、独自の学風を築く。また釈迢空の名で歌人・詩人としても知られる。1953年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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