ことばの道草 岩波新書

岩波書店

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004390060
ISBN 10 : 4004390060
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
追加情報
:
175p;18

内容詳細

語源をたずねると、「ことば」が身近になる。語義の変化を知ると、「ことば」の豊かさを実感する。すでに一部を“栞”として紹介した、広辞苑改訂作業のなかで拾い集めた「ことば」をめぐるエピソードの数々。第五版刊行にあたって、大幅に拡充しまとめ直した。

目次 : 1 もとをただせば漢籍・仏典/ 2 植物と動物の名前/ 3 生活の感覚、時代の雰囲気/ 4 江戸の遊びの風景/ 5 カタカナ語往来/ 6 新語登場

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • クナコ さん

    初読。岩波書店時点編集部が辞書の編纂の一環として収集、記録してきた「ことば」の語源や意味の変化などの豆知識。三浦しをんの「舟を編む」に登場したような方々が、本書で紹介されるようなことばを一つ一つ丁寧に拾い集めて辞書ができているのだと実感できる、ことば愛溢れる本。平成11年発行。わずか20年ばかりで既に死語と言えるほど縁遠くなったことばも多い。一方「最近はこんな風にも使われる」とされていることばで、当代広く一般化しているものも。正しいことばが残るのではなく、親しいことばが残る。ことばは人とともに生きている。

  • ヒダン さん

    岩波新書の栞で紹介してきた「ことば」を冊子としてまとめたもの。竹馬の友は親しい幼友達の意味で使われるが、元々は不仲な同期に対して、彼は俺の捨てた竹馬で遊んだものだと自分の優位を吹聴した故事に由来する。杜撰の撰は詩文を作るの意で、杜は杜黙という宋の詩人の作った詩が多く律に合わなかったという故事による。シルエットは18c後半のフランスの大蔵卿の名前。極端な節約を提唱し、肖像画も黒影だけで十分だと主張したことに由来する。語源や語義の変化を辞書風ではなくある程度のユーモアを加えて説明していて面白く読めた。

  • てながあしなが さん

    最高に自分好みの本を見つけてしまった。もともと岩波の本に挟んである、広辞苑の宣伝用のしおりを収集していた。というのも、そのしおりは裏に、あるコトバについてのちょっとしたコラムが載っているのだ。それが面白く、またいろいろなパターンがあるものだから、集めるのをちょっとした趣味にしていたのだが、この本にはそのコラムがすべて載っている。これが面白くないわけがない。ただ、第五版の時のしおりの内容しか載っていないので、強いて言うなら六版のも見たい。まあそれは自分の趣味にするということで。そして、今度の七版も楽しみ。

  • まるめろ さん

    言葉の由来やエピソードが集められている。納得する語もあれば、そんなところからと驚く語もある。今では使用されない意味もあったりして、言葉の進化、変化を実感するとともに少し寂しいような気分になったりもした。堅苦しくなく、あくまで読み物として書かれているため非常に気楽に読めた。

  • 双海(ふたみ) さん

    「植物の名前」の章が読みたくて借りてきました。

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