岡田淳(児童文学作家)

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ポアンアンのにおい 偕成社文庫

岡田淳(児童文学作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035511908
ISBN 10 : 4035511900
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡田淳 ,  
追加情報
:
19cm,159p

内容詳細

校舎の裏庭に落ちてしまった石けんを見つけようとしているうちに、浩と陽子はとんでもない怪物が支配するとんでもない世界にまぎれこむ…。1989年に刊行された「ポアンアンのにおい」を文庫化。

【著者紹介】
岡田淳 : 1947年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業後、図工専任教師として小学校に38年間勤務。その間から斬新なファンタジーの手法で独特の世界を描く。『放課後の時間割』(日本児童文学者協会新人賞)『学校ウサギをつかまえろ』(同協会賞)『雨やどりはすべり台の下で』(サンケイ児童出版文化賞)「こそあどの森」シリーズ(野間児童文芸賞)等受賞作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さすらいのアリクイ さん

    岡田さんの書く物語は大抵一筋縄ではなく、毎回どんな説明をして良いのか悩みます。この話も…。小学校の放課後に、少年と少女と人間の言葉を話せるコウモリとが協力し合って、学校の裏庭に現れた、口からシャボン玉を出して何でも捕まえてしまう大ガエルと対決するという物語。さかさま言葉や少年の特技の逆立ちを駆使して大ガエルに挑みます。もうすでに話が始まった時点で会っているのですがこの話、ページが進むに連れて、ボーイミーツガール的な要素、味わいが出てくるのではと。そういう感情に気づく登場人物達の行動を観るのも面白いです。

  • ヤマセミ さん

    岡田さんらしい不思議な話。登場人物のキャラの違いが面白い。違いがぶつかりあうと悪いほうに展開し、よく考えて協力しあうと不可能が可能になる。それが全然説教臭くなくて、とっても楽しく生き方のコツみたいな柔らかさで伝わってくる。いいなあ、こういう教え方って。

  • めりの さん

    この、境界線がハッキリしてない雰囲気がすごくいい。なんというか、普段歩いている地面からちょっとだけ足が浮いた感じ。デモネの回りくどい話しかたなど、そういうふわっとした(ふわふわではない)ところが好きだった。仕方がないかもしれないけど、面白かっただけに、すぐ終わってしまって残念。そのせいか、すこし唐突に感じたところもあったので、できればもっと読んでいたかったな。

  • サラサラココ さん

    子どもが偕成社文庫目録で見つけた本。同じ作者の著作は多いが楽しく読めるらしい。

  • 緑乃 さん

    これまた岡田さんらしい一冊。ただ他の作品と比べると、テーマをすごく直接的に描写されてるなあとは思いました。石鹸を飲み込み自分勝手な正義に目覚めたガマガエル、大切な相方を守れなかった卑屈なコウモリ、素直じゃなくてちょっとわがままな女の子。みんな一癖あるキャラクターで、世界に飲み込まれるようです。それにしても、コウモリの名前がかわいいなあ。シカシにデモネに…トワイエ!あぁデモネ!

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