わすれものの森

岡田淳(児童文学作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776407218
ISBN 10 : 4776407213
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
80p;22

内容詳細

わすれられたものたちは、わすれたひとをわすれない。エイホーエイホー―森のおくから、きみょうな歌声が聞こえてきた!いそげ!きみがくるのをまっている!

【著者紹介】
岡田淳 : 1947年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業後、小学校の図工教師を務めつつ、児童文学作家として活躍。『放課後の時間割』(偕成社)で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』(偕成社)で産経児童出版文化賞、『扉のむこうの物語』(理論社)で赤い鳥文学賞、「こそあどの森」シリーズ(理論社)で野間児童文芸賞など、受賞作も多い

浦川良治 : 1948年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業後、2010年まで神戸市内の小学校で図工教師を務める。そのかたわら油絵を描き、個展を開くなどの活動を続ける。2007年に文部科学大臣優秀教員表彰を授与される。2009年には短歌集『幻燈』を自費出版。退職後は神戸市勤労市民センターで水彩画の講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ひめか* さん

    あとがきの、この本の誕生秘話がすごく好き。図工の先生同士が喫茶店で語り合っていた話が元になっているのね。忘れ物をしてしばらくしてそれが見つかったとき、消えていた間はどこでどうしていたのだろうというのは、私も考えたことがある。それがすぐにお話になってポンポン思いついちゃうのが流石だな。小学校で忘れ物をして怒られるというのはよくあるけど、その先がファンタジーにつながっていて、現実と空想の融合みたいな世界観が子供を引きつけるんだよね。日常の些細なことが別世界に繋がっているんじゃないか。子供心をくすぐるお話。

  • 金平糖 さん

    「書店ガール7」を読み、誰もが本屋と本に思い出があるとあった。私のそれは本書。誕生日に初めて自分で選んで買ってもらい何度も読んだ。ツトムが自分の笛をわすれものの森に探しに行く物語。自分が古めかしい椅子で空を飛ぶ様を夢想したっけ。ハンカチや傘が木の花や実に変わる挿絵の上手さ。自分の忘れ物も…?他の笛に触らないよう木に登るシーンにドキドキした。作家名は確か「ねべりよん」という印象的な名前だった筈が岡田氏と浦川氏となっていて『?』その謎が巻末に明かされている。絶版だったのが40年ぶりの復刊との事で再会が嬉しい。

  • ♡ま か ろ ん ✽.。 さん

    とても面白かった。忘れ物は忘れ物の森というところに行くというストーリーを考えた岡田さんはすごいと思った。

  • 杏子 さん

    復刊されたものだったんだ!そうとも思えぬ、お話の面白さ!お二人の合作のイラストもすてきでした。忘れものしないでね!と子どもたちに勧めたい!

  • かぼちゃりん@花粉症はつらいよ さん

    久々の岡田さん♪ 共著者の浦川良治さんは、岡田さんの大学時代の後輩で、岡田さん同様、小学校の図工の先生をされていたのだそう。お話も二人で考え、挿し絵も二人で描いたのだとか。主人公ツトムの名前といい服装といい、ひと昔前の感じだなぁと思っていましたが、1975年に出版されたものの復刊だと判って納得。お話自体は、古さを全く感じさせず、一気に読んでしまいました(^ー^) 忘れ物が集められ、木の枝にかけられているうちに同化して、花や実のようになってしまう「わすれものの森」。私の忘れ物も、きっとたくさんここにある筈!

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