オリーブ少女ライフ

山崎まどか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023311
ISBN 10 : 4309023312
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
207p;19

商品説明

80'sメモワール

本誌『アメリカ学園天国』でもお馴染みの筆者による、雑誌『オリーブ』とともにすごした少女時代を綴った80'sメモワール。蒼くてほろ苦い、最高にマジカルな瞬間、それがティーンだ。“最も個人的なことが最も普遍的なこと”とあるとおり、リアルなところもいとおしい。愛は盲目……ではない。そして『東京プリンセス』で紹介されるアイテムにはやはりときめく。(CDジャーナル Book Review)

(CDジャーナル 2014年 12月号より)

内容詳細

この雑誌の物語の主人公になりたい。
13歳の時、初めて「オリーブ」を読んで、
そんな風に思った。

女子カルチャーの第一人者が、雑誌「オリーブ」と共に過ごした少女時代を綴る、1980年代メモワール。「オリーブ」で連載された伝説コラム「東京プリンセス」を完全収録!


何を好きになり、何に憧れるかじゃない。こんなふうに好きになり、こんなふうに憧れたい!
藤野可織

魔法にかかったように雑誌に夢中になった十代のひととき。あの時間こそ、本物の宝物。
山内マリコ

「東京プリンセス」の書籍化を待ち望むこと十年。掲載時の切り抜き、まだ持ってます。
松田青子

【著者紹介】
山崎まどか : 1970年、東京都生まれ。文筆家。本や映画、音楽などカルチャー全般に精通し、特に女子文化のセレクト&紹介者として、他に追随を許さない存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あんこ さん

    所謂「オリーブ少女」の世代ではないのですが、オリーブ少女に憧れていました。『東京プリンセス』はずっと読みたかったので書籍化されてうれしかった。それぞれの中にあるファッションを見るのがとても好きで、ど田舎者のわたしは羨望のまなざしでオリーブ少女を眺めていました。異性が介入してこないかんじ、今でも憧れです。モテを追求しているキレイめファッション雑誌や、テンプレート化している女子大生ファッションには魅力を感じないので、当時のオリーブに思いを馳せながら、自分が思い描く可愛さの中に埋もれていたい。

  • 踊る猫 さん

    私は野郎なのでもちろん『オリーブ』には一ミリも掠っていない。だから頓珍漢な感想になるが、小説のパートはやはり若書きという印象を受ける。情報の羅列でブレット・イーストン・エリス的なことをやりたかったことは分かるのだけれど……歳を重ねてから当時を回顧するパートの方が読み応えあり。青春はいちどだけ……山崎氏が何故ヤングアダルトな映画やドラマに惹かれるのか、その原風景が描かれておりタカビーな匂いもせず、切実なものとして伝わって来る。オリーブ少女であることの業というものがあるのだなと本書を読み終えて痛感してしまった

  • おかむら さん

    酒井さんの「オリーブの罠」に続いてまたオリーブ懐古本。こちらの方が真性オリーブというかリセエンヌ原理主義というか。読み比べ楽しいよ。オサレセンスびんびんの東京プリンセスは今読むとこっぱずかしいけどね。山崎さんも酒井さんも東京の私立中高出身なのでオリーブ的には恵まれた環境。地方都市の(田舎もんの)書いたオリーブ本も読みたいな。山内マリコさん希望。あと、栗尾美恵子さんの結婚って思った以上にオリーブ読者にとってはあってはならない事だったのねー。

  • 阿部義彦 さん

    今や伝説の雑誌ともよばれる『オリーブ』2001年から2002年まで期間限定で復刊されましたが、これはそこで連載された山崎まどかさんのショートストーリー『東京プリンセス』を掲載するのが目的の本ですが、それだけでは尺が足りないので、まどかさん自信がリアルタイムで経験した、マイオリーブストーリーである『オリーブ少女ライフ』を追加しています。オリーブには酒井順子さんも連載ページを持ってましたね。嘘か真か割と赤裸々に自分の境遇、イジメや失恋に言及してます。遊び場に映画館と古本屋が有るのが何とも言えないですね!

  • りりす さん

    私はオリーブを知らない。でもそれが神格化されてることは知っていた。オリーブに憧れたかったというのは、京都に生まれ育ちたかったとか実家が洋館だったら良かったと同じくらいどうにもならない願い事だ。どうにもならないから、To Doリストにも入れられない。この本はそんな、オリーブ少女になるという叶わなかった夢を見られる。

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