クラウトロック大全

小柳カヲル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907276171
ISBN 10 : 4907276176
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
262p;21

商品説明

21世紀のモテる音楽

根強い人気はあったが、ことに21世紀に入ってから洋楽・邦楽を問わず急激にその影響力を増しているクラウトロック。“モテない音楽”から“モテる音楽”への大転換を果たしたこの音楽の、1960年代黎明期から80年代ノイエ・ドイチェ・ヴェレの時代までに発表されたアルバム700枚をさまざまなカテゴリーに仕分けして紹介している。それにしても変わったジャケが多いな。(CDジャーナル Book Review)

(CDジャーナル 2013年 8月号より)

内容詳細

70年代のドイツ・ロックにおける、最もミステリアスで、壮絶なる実験─カン、クラフトワーク、ノイ!、クラスター、アシュラ・テンペル、アモン・デュール、グルグル、ポポル・ヴーなどなど、「definitive」シリーズでおなじみのele-king booksが送るクラウトロックのカタログ本、ついに刊行!

今世紀に入ってから、ますます影響力を発揮しているクラウトロック─レディオヘッドからデトロイト・テクノにまで絶大な影響を与えた1970年代のドイツ・ロック。未だ根強い人気を誇り、再発盤のリリースが絶えず、プログレッシヴ・ロック世代からオウガ・ユー・アスホールに代表される若い世代にまで、幅広く聴かれ続けている。日本では、1997年に「ジャーマン・ロック集成」が刊行されて以来、同類の書はない。

「クラウトロック大全」は、1960年代末クラウトロック黎明期から1980年代初頭のノイエ・ドイチェ・ヴェレまでの主要作品、700枚以上を紹介!まさに空前絶後、音楽ファン待望のカタログ本。著者の小柳カヲルは長年、クラウトロック関係の仕事に携わり、多くのミュージシャンたちと対面し、現在もレーベルを運営しながらドイツ関係の音源をリリースしている。

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読書メーターレビュー

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  • 乙郎さん さん

    ドイツで独自の発展を遂げたロックークラウトロックの全貌を網羅した一冊。とても面白かった。 どうしてもドイツという国のイメージー硬質であることを反映したような聴き方となり、数々の奇人怪人たちが織りなす音楽はシンセサイザーを用いる、はては工業機械を用いるといったように、機械的、非人間的なものに接近しているような印象。これがプログレやパンクの一端を担い、テクノの発展につながったのかという思い。

  • 阿部義彦 さん

    クラウトロックと言うと、クラフトワークばかりが、語られ過ぎますが、今回のこの本ではかなり、包括的に、ドイツのロックの流れを捉えており、素晴らしいです。都市別に纏めるなど、なる程と唸らせる作りです。 最近になり漸く、タンジェリンドリームの旧作がCD化されましたが、全体としてクラウトロックは変だけど魅力的だと言うのが私の結論です!この本を入り口として、少しでもドイツのロックを聴こうとする人が増える事をねがってます。でも、やっぱりクラスターって、変だよね!

  • xtc1961ymo さん

    すべてのジャケットがカラー写真で載ってるのが有難い。主にタンジェリンドリーム、クラウスシュルツに関して詳しく知りたいと思ってたので、渡りに船でした。また、欲しいCDが増えてしまいました。とりあえず、ノイ、アシュラ、あたりから集めようかな。都市ごとにまとめると言う案は凄く解りやすくてよいです。女性だけのマラリア!、そしてマタドールなんて、初めて知った、生きてるうちに聴いてみたいわ。でもドイツ人って、やっぱりどこか変だ!

  • いたち野郎 さん

    コズミックジョーカーズ、そんな成り立ち&勢いよく消えてしまったんですね、といったレーベル情報、初回盤の特殊ケースなど、レコネタ好きにもありがたい情報満載ですね。なんつっても著者の来歴が理系リーマン→浮浪の末音楽関係、といったところもクラウト・ロックぽいんです。自由な行動は、若くなくてもできる、ということをカンがやってくれてますし。本国では有名なton steine scherbenのディスクが紹介されるのが意外と珍しい!

  • ゴミ さん

    この本は凄い。サイケ〜テクノまでに至るクラウトロックを網羅。著者のジャーマン愛溢れるディスクガイド。今までジャーマンロック、NDWについては人海戦術による手段でたどり着かなければならない分野だったのでかなり貴重な水先案内人として機能。もちろん中身は秀逸の一言。かなりの熱量があり、読後には絶対この本からピックアップしたアルバムを聞いてしまいます。

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