鋼鉄の犬 マイクロマガジン社文庫

富永浩史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896378481
ISBN 10 : 4896378482
フォーマット
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
351p;15

内容詳細

仕掛け爆弾による負傷で軍を辞めた犬の調教壮・アルと軍用犬・ルークは、世話になった獣医師の勧めで民間軍事会社へ再就職する。そこで待ち受けていたのは試作型ロボット犬・BDY‐9。アルとルークは内戦状態の砂漠の国へ派遣され、BDY‐9を戦場で使えるよう“調教”することになるが、できたのは「お手」や「お座り」ばかり。仲間とともに任務に参加する中、ロボットの独特な行動様式に戸惑いながらも「犬」としての愛着を感じ始めていたアルとルークは、そこで出会った村の少女パリールの依頼に応じ、彼女の村を訪れる。だが、そこは武装勢力の有能な狙撃手と猟犬が待ち受ける危険地帯だった。孤立無援のアルたちは、絶対絶命の状況を打破するため、BDY‐9にある命令を下す―。内戦下の砂漠の国で巻き起こる、犬からはじまる魂の物語!

【著者紹介】
富永浩史 : 第五回ファンタジア長編小説大賞佳作『ルスキエ・ビチャージ 死天使は冬至に踊る』(富士見ファンタジア文庫)にてデビュー。ライトノベル以外に架空戦記やゲーム脚本も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 昼夜 さん

    物語としては犬と人間のバディーの絆と立ち塞がる困難と苦難に面白さを感じるけど現実に起きていたら嫌だし悲しい。

  • nyapoona さん

    軍用犬の代用として作られたロボットの活躍を描いたSF。『虐殺器官』と『BEATLESS』のような読み味で、ロボットの開発過程やAIとヒトの差などが細かく描かれる。表紙のような派手な軍事ものをイメージすると肩透かしを喰らうが、ロボットSFとして観れば良作。

  • ぷるっちょ さん

    自分はライトノベルが好きだし、ミリタリーものも好きだが本作はどうにも合わなかった。30ページくらい読んだところで挫折。後は飛ばし読み。主人公も相棒の犬も他の登場人物も嫌悪感を抱くところは全く無いのだが、どういう訳か物語に全く引き込まれなかった。偶にこういう事がある。

  • 梶葉 さん

    犬ロボBDY-9はカバーのシェパードではなく蹴っ飛ばされる動画で知られるちょっと怖い軍事用四足歩行機械。現実味の上に構築された物語がとても面白い。どの人物も犬達も味があり中でもBDYの生みの親であるセルゲイが淡泊なようでいて非常にいいキャラクター。彼のロボ観や心の有無とその定義等の談義には知的好奇心を掻き立てられた。犬がペラペラ内面を語ったりはせず海外翻訳物のように淡々と進んでいくが中身は激熱。BDYの「自分でキャンセルした」の一文に胸が熱くなった。 続編に期待。

  • アヒコ さん

    犬バディもAIバディも良い。とても良いもの。紛争状態の国で生きる少女の、ただ清い存在ではない強さと悲しさが印象的。AIをアナログな方法で訓練するというのが面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

富永浩史

埼玉県生まれ。1994年、『死天使は冬至に踊る』で富士見ファンタジア長編小説大賞佳作に入選し作家デビュー。ライトノベル、架空戦記、最近は航空機解説も手がける

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品