どんぐりと山猫 日本の童話名作選

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039634108
ISBN 10 : 4039634101
フォーマット
出版社
発行年月
1989年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,35p

内容詳細

賢治の生前に刊行された唯一の童話集『注文の多い料理店』の巻頭をかざる、この作品には、差別を超越し、平等を求める賢治の思想の一環が、ストレートに提示されています。山猫から裁判の手助けをたのまれた一郎が、山の奥の草地で、どんぐりたちのもめごとを解決する―幻想的な作品世界を、猫をえがきつづけてきた高野玲子が、銅版画の技法を組み合わせて、イメージ豊かに絵本化。大人の絵本。

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読書メーターレビュー

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  • みう さん

    動植物の擬人化、自然の描写がいいですね。一郎が出した裁判の答えにはなるほどと思ったし、作品全体を通して宮沢賢治のユーモアとセンスを感じ、楽しく読みました。余韻を残す締めくくりも素晴らしい。

  • さきん さん

    手紙を書いた猫がとても可愛らしかった。どんぐりの争いは、今に至る様々な紛争をつまらない理由でおこなう人間を私に連想させたのと同時に当の本人にとっては真剣なことだと思った。子供の時は、単に楽しく世界観を親しむに過ぎなかったが今読むと、現実と無意識に比較するようになっている自分に気がつく。

  • かず さん

    ★★★Audible。

  • たーちゃん さん

    息子は「なんかいっぱいどんぐりがいるんですけどー」と笑っていました。

  • ソラーレ さん

    どんぐり同士の裁判を人が解決した話。どんぐり達がいい争いをしているシーンはコミカルで可愛い。 裁判の解決の理由は実に的を得てると思う。 自分が偉いとか言ってる者は1番ダメな奴が多いかも。/ どんぐりは誰が1番偉いか言い争いをしていた。山猫が裁判長。山猫は争いを調停出来ず困っていた。一郎(人)に助けを求める。一郎はどんぐりの1番バカでなってないのが1番偉いと意見する

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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