基本情報
内容詳細
「私たちの現在“を”可能にしたもの」を解き明かし、「私たちの現在“が”可能にするもの」をラジカルに提示する。
「『日本はもう駄目ですよ』と慨嘆する僕に、亡くなる直前の小室直樹先生はこう言われました。『否、宮台君、社会が悪くなると人が輝く、心配はいらない』と。そう、どうか来るべき時代を『他人任せ』にするのでなく、『自分たち』の手で切り開いて実りあるものにしよう。社会の不透明さに耐え、いまこそ日本社会を再設計しよう! 」(著者)。わたしたちの“現在”はいったいどのようにしてできてきたのか。そこからさらにわたしたちの“現在”からなにが可能なのかを明らかにする。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で100冊を超える著作と、社会学者としての活動35年から、最新のテーマで選びに選んだ集大成。約150項目、35頁に渡る詳細な脚註と、著者による各章解題付き。
「私たちの現在“を”可能にしたもの」を解き明かし、「私たちの現在“が”可能にするもの」をラジカルに提示する。宮台社会学35年分のエッセンス!!150項目35頁分の註釈付き。
目次 : 第1章 時代―“終わりなき日常”が永久に終わらないのはなぜか/ 第2章 心の習慣―震災で露呈した“民度の低さ”と“悪しき共同体”/ 第3章 文化―平成のサブカルチャー史と、社会システムの自己運動/ 第4章 社会―若い世代の感情的困難と、それをもたらす社会的位相/ 第5章 技術―ネット社会における全体性の消失とパラドクスの増殖/ 第6章 政治―日本社会再設計に立ち塞がる数多の勘違いを排除する/ 第7章 全体―私たちは、どこから来て、どこへ行くのか
【著者紹介】
宮台真司 : 1959年宮城県生まれ。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Y さん
読了日:2014/04/17
壱萬弐仟縁 さん
読了日:2015/03/26
しーふぉ さん
読了日:2017/07/01
nbhd さん
読了日:2014/03/16
九曜紋 さん
読了日:2015/04/15
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |6日前
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・