アメリカ大統領と南部 合衆国史の光と影

奥田暁代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766417739
ISBN 10 : 4766417739
フォーマット
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
21cm,333p

内容詳細

アメリカの大統領たちは、南部といかに向き合い、南部をいかに利用したのか。合衆国建国以来、いまだ衰えない南部の存在感と影響力。南部がアメリカの形成と再生に果たした役割を詳細に読み解く。

【著者紹介】
奥田暁代 : 慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院修士課程文学研究科修了後、ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校英文科大学院修士課程修了、同大学院博士課程修了(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • の さん

    歴代大統領の政策と南部の歴史とを比較しながら、アメリカ国家の形成と再生を読み解く。北部アメリカとの埋められない距離は、南北戦争で負けて以来、南部が「悪者」とされ、アメリカの基準は北部にあるとしたからだ。一般的なアメリカのイメージは南部にもあり、それが「愛国心」や「信仰心」という形で表現される。しかし、それらはまた「差別」や「貧困」とも密接に関わっており、アメリカ国内に矛盾した状況を生み出している。やや北部と無理に繋げようとするきらいはあったが、アメリカ南部社会について述べた本は少ないので希少な存在。

  • ねむ さん

    アメリカ南部で見聞きした色んなこと、それに対して疑問に思ってきたこと、点と点を繋げるように分かりやすく網羅されていた。

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