メロンと寸劇 食いしん坊エッセイ傑作選

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029788
ISBN 10 : 4309029787
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
248p;19

内容詳細

舌の記憶、食べる人、鮮やかなシーン、到来物・土地の味の四章からなる二十六篇のエッセイと「寺内貫太郎一家2」よりシナリオ一篇を収録。

目次 : 舌の記憶(昔カレー/ 昆布石鹸 ほか)/ 食べる人(拾う人/ いちじく ほか)/ 鮮やかなシーン(父の詫び状/ ごはん ほか)/ 到来物・土地の味(メロン/ 寸劇 ほか)/ シナリオ 寺内貫太郎一家2より 第三回

【著者紹介】
向田邦子 : 1929年東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家となりラジオ・テレビで活躍。代表作に「七人の孫」「だいこんの花」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」「隣りの女」など。1980年初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家生活に入る。1981年8月飛行機事故で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とん大西 さん

    やはり向田邦子はいいよねぇ…と思います。例えばサザンのアルバムを聴いてるような。どストライクの曲は勿論、そうでないのも耳に心地よく体に溶けていくような。麗しい日本語と軽妙洒脱な文体が心地よく沁み、癒されるように読まされてしまいます。食いしん坊なエピソードは1話あたり10頁前後の超ショート。でも、どれも洒落が効いてて小粋で小気味よい。水羊羹の蘊蓄や東京大空襲時直後の昼飯の話、来客との贈答品をめぐる社交寸劇などなど。苦笑、微笑、ジンワリ…と、あの手この手で読み手を魅了。心ニクい限りです。

  • シャコタンブルー さん

    向田作品はベスト・エッセイに続く2冊目の読了。「父の詫び状」と「ごはん」は2冊ともに掲載されているので、2回目の読書となったが何度読んでも素晴らしい。この先、ずっと100年200年先も読み継がれて欲しい。「メロン」の子供達のはしゃぐ姿が目に浮かぶ。メロンは今も昔も果物の王様だろう。以前、夕張メロンをいただき大変美味しかった記憶もあるが、家族で北海道旅行の富良野で「サンタのヒゲ」の半分に切ったメロンの大きさと真ん中のアイスクリームの旨さに感激した記憶には勝てない。誰と何処で食べたかも旨さのバロメーターかも。

  • 優希 さん

    食べ物にまつわるエッセイでした。向田さんの食べ物の描き方は本当に美味しそうです。何度もお腹がなりそうになりました。巻末の『寺内貫太郎一家』のシナリオはいらなかったと思います。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    やっぱり向田さんのエッセイは上手だと改めて感心してしまった。既読エッセイもあったが何度読んでも素晴らしい。 お薦め

  • Syo さん

    さすが向田邦子 途中で やめたけど ♪(´ε` )

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向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

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