CD

五代目 古今亭志ん生 名演大全集 44::名人長二(一・ニ)

古今亭志ん生 (五代目)

基本情報

カタログNo
:
PCCG00736
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 名人長二(一) (人情噺)(圓朝作品)
  • 02. 名人長二(二) (人情噺)(圓朝作品)

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『名人長二』は伝説の巨匠三遊亭円朝作の大...

投稿日:2014/04/28 (月)

『名人長二』は伝説の巨匠三遊亭円朝作の大長編。全口演時間が2時間を越えるという長さである為、志ん生も5回に分けて演じている。本アルバムはその1と2を収録。『名人長二』はフランスの文豪ギィ・ド・モーパッサンの短編小説『親殺し』を元に、物語の舞台を文政年間の江戸、主人公を名人気質の指物師長二郎とし、大胆に換骨脱胎して大長編に仕立て直したもの。作話の天才円朝の能力の高さがいかんなく発揮されている。 あらすじ・・・・・若くして名人の名をほしいままにする指物師長二(長二郎、本名半之助)、得意客の亀甲屋夫妻が自分を捨てた両親だと知る。しかし亀甲屋夫妻はそれを認めず、ついに刃物を出してのもみ合いに。長二は誤って夫妻を刺殺してしまう。定法では親殺しは大罪であり、極刑は免れられない。しかし南町奉行筒井和泉守は長二の評判の良さを聞きなんとか助命しようとする。調べを進めていくと意外な事実が判明するのだが・・・・・・ 名人伝とサスペンスが同時並行的に進行していく、かなり密度の濃い内容で、登場人物も多く演じ分けの難しい、大変な作品である。たしかにすごい噺ではあるのだけれど、正直言って落語じゃないよな、という印象。小説かドラマにすれば面白いのではなかろうか。志ん生はいつもと同様に飄々とした語り口で円朝の世界に迫っていくが、ちょっとやりにくそうな感じ。大看板として偉大なる円朝の大作に挑んでおきたかったのかも。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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古今亭志ん生 (五代目)

〈古今亭志ん生〉1890-1973年。神田生まれ。落語家。37年、五代目古今亭志ん生となる。「お色直し」で芸術祭賞受賞。紫綬褒章、勲四等瑞宝章受章。著書に「なめくじ艦隊」「びんぼう自慢」など。

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