白洲次郎 占領を背負った男

北康利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062129671
ISBN 10 : 4062129671
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
20cm,405p

内容詳細

白洲次郎がどんな風に育ち、人格を形成していったかを、話題豊かに展開していく快著。敗戦国にあって、絶対権力者マッカーサーに一歩もひかなかった男の矜持に迫る痛快伝記ノンフィクション。〈受賞情報〉山本七平賞(第14回)

【著者紹介】
北康利 : 昭和35年生まれ。東京大学法学部卒業後、都市銀行入行、フィレンツェ大学留学。現在、銀行系証券会社勤務。中央大学専門職大学院国際会計研究科客員教授、京都大学大学院経済学研究科非常勤講師、早稲田大学教育総合研究所特別研究員。資産証券化などのファイナンス理論を専門とする一方で、兵庫県三田市の郷土史家としての一面をもっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    白洲次郎にたどりついたのは、スタートが白洲正子の本。それから、日本の戦後史についての何冊かの本。敗戦後の日本でどんな貢献をした人なのか? 白洲正子の夫って、どんな素敵な人だったのか? 【結論】→日本の現代史を語るに絶対外せない重要人物である。しかも、プリンシプルを大切にした行動力と、情に厚い男気ある紳士。毎日、就寝前にこの本を読むのが、一日の最大の楽しみとなった読書だった。白洲次郎・・・現代の日本人は、彼のことをもっと知らなければならない。

  • メタボン さん

    ☆☆☆☆ 白州正子の夫であることぐらいしか知らなかったが、こんなに気骨ある方だったのか。写真で見るとダンディそのもの。本人を目の前にすると圧倒されるのだろうな。権力欲がなく、筋を通した生き方は、すがすがしくて憧れる。

  • ちゃま坊 さん

    NHKオンデマンドでドラマスペシャル「白洲次郎」を観た後なので、そちらも含めての感想。背が高く容姿端麗、頭脳明晰、英国ケンブリッジ大学卒業、英語ペラペラ、大富豪、上流階級となると、我々一般人とは一線を画す。ドラマでは徴兵回避でズルをしたのが汚点だが、吉田茂とともに敗戦の後始末をする天命を持っていたのかもしれない。開戦で始めた疎開と農業は来たるべき空襲と食糧難を予見してのこと。早くに敗戦を確信していたのだろう。あの鶴川の美しい里山風景が印象的だが、開発されて今はありふれた首都圏の住宅街となってしまった。

  • えと さん

    面白かった!終戦後の活躍には天晴れだ。政治に翻弄されることなくプリンシプルに政治をする。憲法改正時のGHQの内部対立、GHQと極東委員会、公職追放を嵩にした脅しなどなど、色んな暗闘がある。独立国となるために吉田茂と奔走する。その後は九電力化など東北電力にも深く関わる。情に深いというより、愛情をもって接するチャーミングな方。自分の地位などどーでもよく縁の下の力持ちでプリンシプルに生きた。この時期に読めて良かった。

  • もえたく さん

    積ん読してありましたが、今回やっと読めました。もっと早くに読んでおけば良かったと思わされる読み応えでした。近衛文麿、吉田茂との出会い、GHQとの憲法制定でのやり取り、通産省の設立、講和条約の締結等、エピソードが盛りだくさん過ぎ。何となく知っていた白洲次郎の凄さがよく分かる本でした。「人間は地位が上がれば上がるほど役得を捨て役損を考えろ」「自分よりも目下と思われる人間には親切にしろよ」遺した口癖も格好良い。

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人物・団体紹介

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北康利

昭和35年12月24日、愛知県名古屋市生まれ。富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末にみずほ証券退職、本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された

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