私たちは塩を減らそう

前田司郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908059162
ISBN 10 : 4908059160
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
261p;19

内容詳細

舞台・映画・ドラマと各方面で注目作を次々と発表し、世を揺さぶり続ける奇才が放つ、傑作短篇集!

「世にも奇妙な物語」で放送され話題を呼んだ『次世代排泄物ファナモ』の原作や最新描き下ろし『私たちは塩を減らそう』も収録。

【著者紹介】
前田司郎 : 1977年、東京生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。劇団「五反田団」主宰。04年「家が遠い」で京都芸術センター舞台芸術賞受賞。05年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家としてデビュー。07年、小説『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補となる。08年、戯曲「生きてるものはいないのか」で第52回岸田國士戯曲賞受賞。09年、小説『夏の水の半魚人』(扶桑社/文庫・新潮社)で第22回三島由紀夫賞受賞、15年「徒歩7分」で第33回向田邦子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    未読の作家のはずなのに、なんだか懐かしいこの感じ。誰かの影を感じる。装丁もタイトルもシュール。最後のエッセイ、エベレストへの旅は楽しかった。

  • おかむら さん

    短編集でした。最後のエベレスト紀行文がよかった。そこに「僕の文章は無駄を削ぎ落としていったら無くなってしまう」って、笑ったわー。その無駄なところがダダ漏れの文章が大好きなんだわ。

  • ちょき さん

    久々にしれっと投稿。このタイトルと表紙(笑)。アマゾンの評価は1。これを書店で手にとってさらに買って読んだ自分を褒めたいが、公園の砂の中からダイヤモンドを見つけたような奇跡的な出会いレベルの作品。とはいえ、作者も全然知らなかったので調べてみたところ、作家、演出家とマルチな鬼才で小説では芥川賞候補になったり三島由紀夫賞を受賞していたりして相当な方だった。奇抜なタイトルからは想像もつかないちゃんとした(笑)恋愛短編小説集。「次世代排泄物ファナモ」は世にも奇妙な〜で実写化されて話題になったらしい。見たかったな。

  • Akihiro Nishio さん

    学生からもらった本。五反田団という劇団の作家。演劇はまだ見たことない。劇作家にとって小説を書くのは難しいのだが、本作は短編ということと、地の文を主人公の独白みたいに書いたことで、劇作家らしい構成が小説として成立している。演劇を見慣れている人にとっては、良くある構成で面白いとは思わなかったが。唯一「悪い双子」では本格小説の文体にチャレンジしている。どっちが良いかは正直微妙。最後のエッセイが一番読みやすく面白かった。

  • ranran さん

    面白そうだなーと思って借りたものの、これまたハマらなかった作品でした。冒頭の〈私たちは塩を減らそう〉は良かったのですが、その後があんまり…。この前田司郎さんは、何か最後に結末があるわけではなく、(たぶん読者に最後は結末をまかせている)日常のよくある雰囲気や、創造した世界である人がどう考え行動するのか、を淡々とつらつら綴っているような感じなのですが、ちょっと飽きる部分が多々ありました。あくまで私の感想ですが、発想はいい感じですが、うーん…というような一旦とまってしまいます。

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