金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫

内海健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309254135
ISBN 10 : 4309254136
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
内海健 ,  
追加情報
:
228p;20

内容詳細

今から70年前、ひとりの青年僧が金閣に火を放った。その理由を問われた男は「美への嫉妬」とつぶやいたという。いや、この「行為」はそういうものなどではない。彼・林養賢に何があったのか。三島由紀夫は、期せずして、その真理を作品の中に描き出した。狂気に秘められた真相を追究・分析するノンフィクション。

目次 : プロローグ 金閣焼亡/ 第1章 動機はあとから造られる/ 第2章 零度の狂気/ 第3章 他者の影/ 第4章 焼かなければならぬ/ 第5章 離隔/ 第6章 邂逅―小説『金閣寺』/ 第7章 ナルシシズムの球体/ 第8章 生きようと私は思った/ エピローグ まつろわぬ者たちへ

【著者紹介】
内海健 : 1955年、東京都生まれ。精神科医、専攻は精神病理学。1979年、東京大学医学部卒業。東大分院神経科、帝京大学精神神経科学教室を経て、東京藝術大学教授・保健管理センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 作成者:さん