彼女を好きになる12の方法 メディアワークス文庫

入間人間

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048868068
ISBN 10 : 4048868063
フォーマット
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
252p;15

内容詳細

なんとなく『彼女』を好きにならないといけない気がする。そのためには『彼女』と一緒にどこかへ出かけたり遊んだりしないといけない。今年で俺と彼女は大学三年生。この一年をのんきに過ごしてしまったら、就職活動も控えて、顔を合わせる機会は激減するだろう。だからその一年の間に、俺は『それ』を見つけたいと祈った。これは、優柔不断な大学生の『俺』が過ごす一年間の記録だ。必ず、一年の間に見つけなければ。彼女を好きになる方法を。

【著者紹介】
入間人間 : 1986年生まれ。2007年6月、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(電撃文庫)にて作家デビュー。創作5周年記念企画として今までにないメディアミックスプロジェクト『アラタなるセカイ』を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yobata さん

    大学に入りほぼ常に共にいた彼女。今年で三年生になり、来年は就活で会う機会も減るだろうと考え、彼女とこれからも一緒にいるためには彼女を好きにならなければならないと決めた俺。優柔不断な俺が彼女を好きになる方法を探る一年間。一方大学に入り彼女に一目惚れしてぞっこんになってしまった僕。彼女との接点を作ろうと奮闘する一年間の物語。『彼女』を軸にして、彼女と共にいながらも彼女を好きになりたい俺と彼女が好きなのに共にいられない僕の対照的な二人の物語。恵まれながらも切望する俺と全く恵まれない僕と完全に対照的な二人だけど→

  • dr2006 さん

    好きという気持ちの理由を見出そうとする主人公Aと、報われない為に好きという気持ちを自浄しようとする主人公B。好き嫌いの感情の所在を証明しようとしたら、生物としての自然科学か或いは概念の哲学か。愛情、友情、いや単なる感情だ!なんて言っても、相手を想う気持ちに本当は区分なんてない。相手を好きになろうとおし進めることは同時に最初より嫌いになる方向に進んでいるかもしれない。勿論相手も相対性同時進行だ。昨今、34歳以下独身で交際相手がいない男性が7割、女性が6割だそうだ。この作品は読み方によっては指南書となる(笑)

  • エンリケ さん

    いつも一緒にいる女性と恋人になるべく必死に好きになろうとなる青年。そんな彼女を影ながら慕う青年。二人の対照的な青年と女性のやりとりを長閑に描く物語。四季を通じて二人の交際は続くが、中々進展もせず、草食系男子はかくのごときものなのか?と彼らの行動がもどかしい。好きになる理由なんて考えるものでは無いが、自分の気持ちを分析するのは案外有意義かもしれない。微笑ましい二人の行動にほのぼの感満載。でも幸せなカップルの影には涙を飲んだ片想いの人間がいる事も有る。その分もきっちり気持ちを確かめて幸せに成って欲しいものだ。

  • waka さん

    短編集の『19』で初めて読んだ入間人間さん。対照的なふたりと彼女の話は珍しい構成で面白かったです♪二人の距離が近づくのは読んでて楽しかったし、彼女のキャラがかわいい♪でも対照的な恋の叶わない片想いで行動がエスカレートしていく彼は危なさも感じたけど、気持ちがわからなくもない…。叶うときのすんなりさと叶わないときのもどかしさがこうも違うのか〜と改めて思う。やっぱり恋愛って単純で複雑で難しい。。笑

  • なめねこ さん

    リア充と非リア充の人でどっちの主人公に感情移入できるかわかれそう。え?もちろん、私は後者に感情移入しましたよ!!その人を好きになろうと思うことこそがその人を好きなことの証明になると思うんだけどな〜。彼女もよくこんな面倒な人を好きになったな。彼女は彼女でこの彼のために教えてもらってない家に押し掛けたり、他の女子を寄せつかせなかったりと怖いことやってるよな。この小説を読んで分かったことは顔が良ければすべてよし!なとと、う内気な不細工男子には運命は絶対に微笑んでくれないことだな。はぁ〜世知辛いな〜。

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入間人間

1986年生まれ。2007年6月、作家デビュー。公式サイト『入間の間』にて、ここでしか読めない小説など公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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