昭和史の急所 誰がどこで道を間違えたか 朝日新書

保阪正康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022950079
ISBN 10 : 4022950072
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
264p;18

内容詳細

平成は終われど「昭和」は終わらず。私たちにとっての歴史の学びは、常に「あの戦争」が原点であり座標軸となる──著者の膨大な著作から次世代を照らす灯となる言葉、歴史証人の貴重な肉声を一冊に。東條英機、吉田茂、田中角栄らの真実に迫る保阪史観の集大成。

【著者紹介】
保阪正康 : 1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。2004年、個人誌『昭和史講座』の刊行などで菊池寛賞。『田中角栄の昭和』(朝日新書)、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房、和辻哲郎文化賞)、『昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるわか さん

    日本の軍国主義が最終的につぶれていくというのは完全に私たちの予想の範囲のなかにありました。中国に攻め込んだ国がどういうふうにつぶれていくかというのは歴史のなかでぜんぶ証明されているのに、そして私たちはその戦略をもっているのに、日本軍はそのとおりに入ってきた。あなたたちは、南京から重慶、成都へと日本軍が得々と侵略して入っていったというでしょう?違いますよ。あれは私たちがずうっと引きずっていったんですよ。引きずって引きずって、そして補給が絶えたときに敵は自然に崩壊するというような作戦だったんですよ。(蒋緯国)

  • CTC さん

    5月の朝日新書新刊。本書は保阪さんのあまたの著作から昭和史に関わる「重要部分」を抜き出し編んだもの。各項はせいぜい2頁くらいの分量であるから、知識が得られるというより著者の想いに触れる本だ。しかし頭から読んでいけば何故著者が昭和史と向き合い、どのように物事や人物を捉えてきたかは浅く広く判るようになっている。特に時節柄か、上皇陛下が昭和史にどのような姿勢で対してきたかの事例を多く含んでいて、本書のハイライトになっている。 表紙が…通常の朝日新書カバーの上に二重表紙で下衆なものにわざわざしてある事だけが難点。

  • パトラッシュ さん

    保阪氏が出した数々の本から昭和史に関する短文を抜き出して編んだ本だが、それだけ昭和の誤りや矛盾を一望できる。ここから興味を持った分野について著者が書いた本を改めて読むのも面白い。長年、昭和と向き合った結果としての歴史からの宿題として@ファシズムは歪んだデモクラシーのあとにやってくるA偏狭なナショナリズムは社会正義の装いでやってくるB復讐心が生み出す「戦間期の思想」が形に表れてくる―の3点を挙げるが、こうした事態を今経験しつつあるのは韓国でないか。つまり韓国はかつての日本と同様、戦争への道を歩んでいるのか。

  • ロッキーのパパ さん

    評価は★★★☆(満点は★★★★★) 過去の論考をまとめた物。著者の考え方のダイジェストを知るにはちょうどいい。

  • Happy Like a Honeybee さん

    戦争を知らない人たちへの啓蒙書。 昭和が消えゆく今こそ、歴史に学ぶ必要がある訳で。 無謀な戦争により米軍基地など現代でも影響があることを、考え直せる一冊だ。

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人物・団体紹介

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保阪正康

1939年北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。個人誌「昭和史講座」の刊行など一連の昭和史研究により、2004年菊池寛賞受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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