ホワイトラビット

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104596072
ISBN 10 : 4104596078
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
269p;20

内容詳細

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。

ユーザーレビュー

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「違うよ。はい、生まれました。はい、いろ...

投稿日:2021/04/10 (土)

「違うよ。はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました」 「あなた、びっくりしますよ!」「覚悟を決めてください」 楽しい会話満載はいつもどおり。もう少しハチャメチャだと、もっとよかった。

akb009 さん | 愛知県 | 不明

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様々な登場人物からの視点が飛び交いストー...

投稿日:2018/12/11 (火)

様々な登場人物からの視点が飛び交いストーリーが加速していく。トリック的には映像化が 出来ないけど伊坂さんらしいエンタメ性が高い1冊。

太陽の塔 さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    伊坂幸太郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の意図した人質立てこもり事件の決定版までの出来ではありませんが、安定の伊坂ワールドです。兎、猪、ハリネズミ、鼠、猫等、動物?が沢山登場します。本作は、レ・ミゼラブルのオマージュ小説でもあるのでしょうか?

  • ウッディ さん

    仙台市内で発生した人質立てこもり事件。犯人の白兎は妻を監禁され、被害者家族の父は空き巣犯で、息子は殺人犯で、母は息子を庇って死体遺棄とハチャメチャな設定ながら、数々の伏線をきちんと回収され、収まる所に収まってしまう伊坂ワールドでした。オリオオリオのオリオン座へのこだわりやレ・ミゼラブルに関する会話のやり取りなど、クスッと笑えるやり取りがちりばめられていて、どこを切っても伊坂幸太郎の小説でした。ただ時間が行きつ戻りつしたせいか、読んでいて疲れてしまったのが、残念。

  • ヴェネツィア さん

    伊坂幸太郎の作品群の中では『マリア・ビートル』や『オー!ファーザー』と並ぶ荒唐無稽さを継承する。犯罪小説なのだが、例えばパトリシア・コーンウェルなどの一連の緻密な手法とは正反対の路線といってよい。また語りの方法も、あえて『レ・ミゼラブル』に準えつつ、19世紀型の全てを知り登場人物の全てを支配する神の視点というスタイルをとる。そのことによる時間軸の前後関係のねじれが、小説に一種奇妙な感覚を付与しているのである。また、主人公たちの惚け具合が小説世界を深刻さからはほど遠い軽妙な世界を構成する作品。

  • うっちー さん

    難しい!でも伊坂さんらしい作品

  • ぱるぷ さん

    ★★★★☆ 仙台の高台の家で、人質立てこもり事件が……予測不能な展開でビックリ‼︎ 場面が変わる語りが新鮮で、相変わらず黒澤さんクールでカッコよし‼︎

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人物・団体紹介

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伊坂幸太郎

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第

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