冒険の森へ 傑作小説大全 6 追跡者の宴

五木寛之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081570362
ISBN 10 : 4081570361
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
563p;20

内容詳細

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。
第18回配本の第6巻は「逃亡者」と「追跡者」の間に生まれるサスペンス満点のハードボイルド長編の傑作2編をメインに、硬軟織り交ぜた短掌編も合わせて全13編を収録。

●編集委員 逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
生島治郎作品は愛弟子だった大沢在昌委員の鶴の一声でこの長編となった。もう一編の長編は五木寛之のハードボイルドから「裸の町」が選ばれた。すると「追跡」がこの巻のキーワードとなる。
短掌編11編は、剛速球と変化球を織り交ぜることができた。中薗英助は埋もれて忘れられてしまっていい作家ではない。また、あの吉行淳之介が掌編の名手であったことをご存知か?実はそうなのだ。

[収録作]
【長編】
五木寛之「裸の町」
生島治郎「男たちのブルース」

【短編】
高城高「汚い波紋」
都築道夫「まだ日が高すぎる」
中薗英助「外人部隊を追え」
山本周五郎「ひとごろし」
筒井康隆「走る取的」

【掌編・ショートショート】
稲垣足穂「お月様とけんかした話」
吉行淳之介「追跡者」
小泉八雲「むじな」
城昌幸「花結び」
夢枕獏「二階で縫いものをしていた祖母の話」
星新一「復讐」

●解説/大沢在昌 解題/新保博久

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    なつかしい思いで読みました。五木寛之の「裸の町」や生島治郎の「男たちのブルース」、若いときに読んでこのような世界があったのか、という感じでした。ショートショートは、稲垣足穂、小泉八雲、夢枕漠、星新一「復讐」が楽しめました。短篇では都筑道夫の「まだ日が高すぎる」は既読ですが再読でも面白く、山本周五郎の「ひとごろし」はこのなかでは一番の掘り出し物ではないかと思われました。

  • starbro さん

    集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第十九弾は第6巻「追跡者の宴」です。残り最期1冊となりました。本巻は兎に角追い駆けられる小説集です。今回はショートショート&ストーリーに面白作品が多かったですが、ショートストーリーはの星新一「復讐」、短編は山本周五郎の「ひとごろし」、長編は五木寛之の「裸の町」が特にオススメです。来月全20巻完読プロジェクト・コンプリート予定です!

  • ぐうぐう さん

    追跡をテーマとする『冒険の森へ』第6巻。掌編は実にバラエティに富んでいるラインナップ。ナンセンスな稲垣足穂「お月様とけんかした話」、怪談としての小泉八雲「むじな」、皮肉なSF「復讐」の星新一などなど。短編は、取的に追われる恐怖を描く筒井康隆「走る取的」も印象的だが、なんと言っても、山本周五郎「ひとごろし」の発想が際立っている。長編二編も読ませるものの、二作ともハードボイルドというのは編集に遊び心が感じられなくて残念。

  • エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん

     2016年11月 9日 初版

  • 栄吉 さん

    ★★★★★ [図書館]ハードボイルドは好きなので、どの作品も(違うのもあったけど)良かったです。タフに生きたいなぁ。

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人物・団体紹介

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五木寛之

1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年平壌より引き揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第六回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第五十六回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第十回吉川

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