基本情報
内容詳細
ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。
第18回配本の第6巻は「逃亡者」と「追跡者」の間に生まれるサスペンス満点のハードボイルド長編の傑作2編をメインに、硬軟織り交ぜた短掌編も合わせて全13編を収録。
●編集委員 逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏
[編集室から]
生島治郎作品は愛弟子だった大沢在昌委員の鶴の一声でこの長編となった。もう一編の長編は五木寛之のハードボイルドから「裸の町」が選ばれた。すると「追跡」がこの巻のキーワードとなる。
短掌編11編は、剛速球と変化球を織り交ぜることができた。中薗英助は埋もれて忘れられてしまっていい作家ではない。また、あの吉行淳之介が掌編の名手であったことをご存知か?実はそうなのだ。
[収録作]
【長編】
五木寛之「裸の町」
生島治郎「男たちのブルース」
【短編】
高城高「汚い波紋」
都築道夫「まだ日が高すぎる」
中薗英助「外人部隊を追え」
山本周五郎「ひとごろし」
筒井康隆「走る取的」
【掌編・ショートショート】
稲垣足穂「お月様とけんかした話」
吉行淳之介「追跡者」
小泉八雲「むじな」
城昌幸「花結び」
夢枕獏「二階で縫いものをしていた祖母の話」
星新一「復讐」
●解説/大沢在昌 解題/新保博久
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
KAZOO さん
読了日:2016/11/08
starbro さん
読了日:2016/12/11
ぐうぐう さん
読了日:2016/11/11
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん
読了日:2016/12/02
栄吉 さん
読了日:2018/03/20
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
五木寛之
1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年平壌より引き揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第六回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第五十六回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第十回吉川
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |6日前
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・