日本陸軍の軍事演習と地域社会

中野良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642038881
ISBN 10 : 4642038884
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
260p;22

内容詳細

軍隊の維持に不可欠な軍事演習にあたり、陸軍と地域社会はいかなる関係を有したか。日露戦後から昭和戦前期という、軍隊をとりまく環境が揺れ動く時期を対象に、演習地の負担・被害と歓迎や利益追求、演習地に対する陸軍の認識を考察し、両者の円滑な関係構築と軍事的要請とのジレンマを描き出す。天皇統監の特別大演習に関する論考も収録する。

目次 : 序章 「軍隊と地域」研究の論点と軍事演習/ 第1部 軍事演習をめぐる軍隊と地域の相互関係(典範令にみる軍事演習制度の変遷―地域との関係を中心に/ 行軍演習と住民教化/ 演習部隊を「歓迎」する地域社会―「物質的待遇」をめぐって/ 軍事演習と地域社会のジレンマ―「演習戦術」と負担軽減/ 演習被害に対する損害賠償の可能性と限界―主計将校の議論から)/ 第2部 陸軍特別大演習と天皇・軍隊・地域(特別大演習と行幸啓の構図/ 都市・メディアと特別大演習)/ 終章 本書の総括と課題

【著者紹介】
中野良 : 1978年、新潟県に生まれる。2001年、東北大学文学部卒業。2007年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、国立公文書館アジア歴史資料センター研究員、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    日本陸軍は国民や地方に対しては抑圧的な部分があるイメージでしたが、かなり気を使いながら演習をしていることがわかりました。徴兵制を採用している軍隊ですので、考えたら当たり前なのですが、今までその事を考えなかったので少し視野が広がりました。

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中野良

1978年、新潟県に生まれる。2001年、東北大学文学部卒業。2007年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、国立公文書館アジア歴史資料センター研究員、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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