TPP 黒い条約 集英社新書

中野剛志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206951
ISBN 10 : 4087206955
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

『TPP亡国論』の中野剛志が、TPP反対論の最前線に再び立つ! TPPは「1%」の大企業・富裕層が「99%」の我々に仕掛けた罠なのだ。この危険な条約に中野剛志らが最後の警鐘を鳴らす!


<目次>
第一章 世界の構造変化とアメリカの新たな戦略――中野剛志
第二章 米国主導の「日本改造計画」四半世紀――関岡英之
第三章 国家主権を脅かすISD条項の恐怖――岩月浩二
第四章 TPPは金融サービスが「本丸」だ――東谷 暁
第五章 TPPで犠牲になる日本の医療――村上正泰
第六章 日本の良さと強みを破壊するTPP――施 光恒
第七章 TPPは国家の拘束衣である――柴山桂太


2013年6月14日発売





【著者紹介】
中野剛志 : 評論家。元京都大学大学院准教授

関岡英之 : 評論家・ノンフィクション作家

岩月浩二 : 弁護士。「TPPを考える国民会議」世話人

東谷暁 : ジャーナリスト

村上正泰 : 山形大学大学院医学系研究科教授

施光恒 : 九州大学大学院比較社会文化研究院准教授

柴山桂太 : 滋賀大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    評論家の中野氏によると、TPPはWTO以降の貿易投資協定で、非関税障壁を標的とする(44頁)。ドーハRも暗礁に乗り上げてもいる。中野氏の主張は、各国の自律性を奪うTPPを拒否せよの一点(60頁〜)。弁護士の岩月浩二氏によると、ISD条項で外国投資家と国家紛争の解決をする条文を重視する(97頁〜)。これはNGOの勉強会、講演会でも熟知するところとなったもの。投資家様様という扱いでは自由貿易の自由は彼らの専売特許になってしまいかねない。多くのアクターは不自由極まりないのだ。 

  • 姉勤 さん

    とかく「改革」とか「維新」「開国」などのスローガンに弱い日本人。過去は未来より劣るという、いわゆる進歩的思考も根強い。そしてジョン・レノンの「イマジン」で謳われる世界が、なんとなく正しいと思い込む。 グローバリズムとはイズム、つまり一方的なイデオロギーであって、普遍的なものとは関係ないと読みながら感じざるを得ない。医療、資産、文化、民力を貨幣換算して儲けのみを追求する。グローバリズムとは、自宅に勝手に上がり込んだ複数の赤の他人に、この家に住むルールを皆で決めようということ。TPPもそのひとつに過ぎない。

  • メタボン さん

    ☆☆☆ TPPについて賛成したほうが良いのか反対したほうが良いのか、だんだん混沌としてきた。どちらの立場もあり、様々な考え方もある。ただどちらかというとTPP締結についてはメリットよりもリスクの方が上回るような気がしてきた。特に農業・医療については。

  • ceskepivo さん

    TPPをさまざまの論点から批判している。個々の論点の議論には「なるほど」と思う点もある。しかし、マクロ的視点から考えると、TPPは日米同盟の枠内で考えなければいけないし、TPPに参加しないという選択肢は、日米同盟を解消するぐらいの覚悟がないと政策的選択肢として取り得ないのではないか。

  • sonettch さん

    韓国経済をメチャクチャにしたという米韓FTAの話が恐ろしい。日本も人ごとではない。

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人物・団体紹介

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中野剛志

評論家。1971年、神奈川県生まれ。元・京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年に博士号を取得

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