子どもたちはなぜ、9歳で成長が止まるのか 日本の「男性社会」が子供をダメにした!?

三沢直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408322438
ISBN 10 : 4408322431
フォーマット
出版社
発行年月
2004年09月
日本
追加情報
:
258p;20

内容詳細

人の記号化、破壊性・攻撃性の噴出、現実感の喪失…。子どもたちの心の闇が「絵」に表れ出した。彼らを一刻も早く救出するために、大人は何をすべきか。描画心理テストの第一人者が、問題解決の方向性を示す。

【著者紹介】
三沢直子 : 1951年生まれ。早稲田大学大学院心理学博士課程修了。明治大学教授。心理カウンセラーとして精神病院、神経科クリニック、病院の神経科などで、心理療法や心理検査に携わる一方、母親相談や母親講座などの子育て支援活動を行なってきた。コミュニティ・ワーカー養成のためコミュニティ・カウンセリング・センターを主宰。S‐HTP描画テストによる子どもたちの心理分析では定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • katoyann さん

    心理学の描画テストの経年比較をもとに、本来なら年齢の発達とともに写実的な絵を描くようになるのが、「思ったように描く」という観念的な絵を描く子どもが増えたことをもって、子どもの心理的成長が止まっていることを警告している。観念画とは、例えば人を記号のように描いてしまうような絵のことである。人物も風景も写実的に描けないのは、ゲームの影響や早期教育の影響があるという。少子化の時代にあって早期教育で成果を求められる子どもが多様で豊かな人間関係を育めていないことが成長を妨げる要因になるという。面白かった。

  • gatta blu さん

    ☆☆☆

  • omichio さん

    まとめて読んだ中で一番よかった。プロローグにある著者の子育てに激しく共感。「肝っ玉母さん」にはなれない私、だけでも立ち読みしてほしい。自分に合う合わないは別にして読んでみてほしい本。副題にある「男性社会」をそれほど批判してはおらず、納得納得の話多し。

  • cochon_voyage さん

    で、なぜ〈9〉歳?

  • まいちょろ さん

    近年の子どもの心の成長EQが停滞しがちな理由を、家族、それを支える社会の観点から紐解いた本。自分の子育てを振り返ってみたく、手にとった。 親を支える必要性として、NP(ノンパーフェクトペアレンツ)の活動もとりあげられていた。 この本が書かれてから15年。日本は変わったか? 子育てはしやすくはなってきているが、依然として問題は問題のまま。政府の力も感じられず。海外の政策や価値観の紹介は勉強になった。

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人物・団体紹介

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三沢直子

1951年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、文学博士、臨床心理士。精神病院、神経科クリニック、企業の総合病院精神神経科などにおいて心理療法や心理検査に携わる一方、母親相談や母親講座をはじめとする子育て支援活動を行ってきた。現在はNPO法人コミュニティ・カウンセリング・センターや中野区子ども家庭支

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