『四季の合間に〜ヴィヴァルディ：四季、クラッゲルード作品集』　ヘンニング・クラッゲルード、アークティック・フィル

クラッゲルードが世界の頂上から『四季』を連れてくる !
ノルウェー北極圏、トロムソの弦楽オーケストラと
人気ヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード

「ヘンニング・クラッゲルードが世界の頂上から『四季』を連れてくる」。ノルウェー北極圏、トロムソの弦楽オーケストラ、アークティック・フィルハーモニックが、ノルウェーを代表する人気ヴァイオリニストのひとり、ヘンニング・クラッゲルード[1973-]がソロを弾くヴィヴァルディの『四季』を発表しました。
　2012年からこのアンサンブルの芸術監督を務めるクラッゲルードは、クレーメルとデシャトニコフがアルバムにしたヴィヴァルディの『四季』とピアソラの音楽を組み合わせるという試みに触発され、このプロジェクトを計画したといいます。キーワードは「extreme（極端）」。「クラッゲルードとアークティック・フィルハーモニックの『四季』は、まさに北極圏の自然。風、雪、寒さ、雨、雪解け、暑さ・・・クラッゲルードの『情け容赦のなさ』ときたら、極北の地の自然そのもの」。
　このアルバムでは、クレーメルたちに倣い、『和声と創意の試み』の4つのヴァイオリン協奏曲と、クラッゲルードが作曲しブロドスキー四重奏団やブリテン・シンフォニアたちにより初演された作品が交互に演奏されます。『夏』と『秋』の間に演奏される『後奏曲』は、2014年の「北極光フェスティヴァル」でアークティック・フィルハーモニックが初演した『分点（Equinox）』の『後奏曲』の一曲です。（輸入元情報）

【収録情報】
● ヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV.269, Op.8-1『春』
● クラッゲルード：祈り
● ヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV.315, Op.8-2『夏』
● クラッゲルード：後奏曲 変ロ短調（『分点（Equinox）』から）
● ヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 RV.293, Op.8-3『秋』
● クラッゲルード：最後の一葉〜マグヌス追悼
● ヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲ヘ短調 RV.297, Op.8-4『冬』
● クラッゲルード：過ぎ越しのいけにえに

　ヘンニング・クラッゲルード（ヴァイオリン）
　クヌート・ヨハンネセン（チェンバロ）
　ペッテル・リクテル（ギター、テオルボ）
　アークティック・フィルハーモニック室内管弦楽団

　録音時期：2016年8月15-19日
　録音場所：ノルウェー、トロムソ、グロンノーセン教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）