DVD

映画『ワーグナー/偉大なる生涯』ディレクターズ・カット トニー・パーマー監督、リチャード・バートン主演(3DVD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IVCF5569
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

映画『ワーグナー/偉大なる生涯』(3DVD)
リチャード・バートン主演
トニー・パーマー監督
ヴィットリオ・ストラーロ撮影
日本語字幕付き


ワーグナーの没後100周年を記念して、ヴォルフガング・ワーグナーの協力も得て1983年に制作されたワーグナーの大規模な映像作品のDVD化。制作は非常に大がかりなものとなり、35oフィルム・カメラを使用したワイド・スクリーン用の機材を用いて、6つの国の200を超える場所で撮影がおこなわれ、リチャード・バートン、ヴァネッサ・レッドグレイヴなど有名俳優のほか、歌手役の出演者には、ペーター・ホフマン、ギネス・ジョーンズ、ハインツ・ツェドニク、ジェス・トーマスも名を連ねるという豪華さです。
 監督のトニー・パーマーは、BBCでケン・ラッセルやジョナサン・ミラーのもとで修行を積んだイギリスの映画監督で演出家。撮影監督は『地獄の黙示録』『レッズ』『暗殺のオペラ』などで知られるイタリアの名匠ヴィットリオ・ストラーロ。そして音楽はショルティ指揮ロンドン・フィルによる演奏を中心に用いたという実に贅沢な企画です。

【これまでの商品化】
なお、この映像作品は、かつて大幅に短縮されたヴァージョンでレーザーディスク化されていたほか、テレビ放送用ソースからの長大なヴァージョンがVHS化されており、そこには毎回番組で放送されるシリーズの説明などもそのまま入っていたため、余分な映像が70分以上もあり、収録時間は540分に達していました。加えて、画面もテレビ用ということで『4:3』のスタンダード・サイズにカットしたものとなっており、2005年にはそれをそのままDVD化したセットも発売。
 2011年には、重複のない466分ヴァージョン&ワイド画面でのDVD化がおこなわれ、ワーグナー・ファンの注目を集めました。

【オリジナルでのDVD化】
その海外盤DVDは、パーマー自身のレーベルからリリースされたもので、画質に若干の物足りなさを感じさせたものの、本来のサイズによる画面はやはり気持ちの良いものだっただけに、新たに監督自身の手によって、映像と音楽が再編集されたというヴァージョンの登場は期待されるところです。

【特典としてサントラCDが付属】
さらに今回のセットでは、トニー・パーマー監督が所有する秘蔵のオープンリール・テープをもとに、2013年春に監督自らがリマスタリングを行ったという演奏音源を用いたサントラ盤が特典として付属するのも注目されるところです。

【まるで映画のようなワーグナーの生涯を映画化】
ワーグナーの生涯はエピソードにあふれた奔放なもので、若い頃には借金のために刑務所に入れられたこともありましたが、そうしたできごとや劇場への不満もあって、ワーグナーは、この映画でも描かれるドレスデン革命に参加。その際、逮捕状を出されてしまったため逃亡、ワイマールの楽長を務めていたフランツ・リストのもとを訪れ、その手引きによってでスイスに亡命することに成功します。
 亡命中もやりたい放題だったワーグナーは、複数の女性と交際、妻のミンナとは別居同居を繰り返し、出資者ヴェーゼンドンク氏の夫人とも親密な関係になり、それがきっかけで『トリスタンとイゾルデ』『ヴェーゼンドンク歌曲集』まで書きあげるなど、放縦ぶりが身になっていたのがさすが(?)です。
 追放令が解かれ、ワーグナーがドイツに戻ると、今度はバイエルン国王からの出資を得ることに成功、それまでの借金を肩代わりしてもらうだけでなく、バイロイトに自分の劇場まで建設してしまうなど、その暮らしぶりはまるで映画のように刺激的なものだったようです。(HMV)

【収録情報】
DVD
・映画『ワーグナー/偉大なる生涯』

 監督:トニー・パーマー
 撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
 キャスト:リチャード・バートン/ヴァネッサ・レッドグレーヴ/ジェマ・クレイヴン/ガブリエル・バーン/マルト・ケラー/エッケハルト・シャル

 製作年:1983年
 製作国:イギリス・ハンガリー・オーストリア作品
 収録時間:469分(予定)
 画面:カラー、16:9
 原語:英語
 字幕:日本語
 NTSC

CD
・楽劇『ニュルンベルグのマイスタージンガー』〜第1幕前奏曲
・楽劇『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行
・歌劇『タンホイザー』序曲
・歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
・楽劇『ジークフリート』〜第1幕への前奏曲
・楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅
・楽劇『パルジファル』〜第1幕第2場
・歌劇『ローエングリン』〜ありがとう、我が愛する白鳥よ(管弦楽版)
・歌劇『ローエングリン』〜第3幕への前奏曲
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』〜第3幕への前奏曲
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』〜愛の死
・楽劇『ジークフリート』〜第3幕への前奏曲
・楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲
・楽劇『パルジファル』〜第3幕より

 ゲオルク・ショルティ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他

内容詳細

恋多き天才ワーグナーの知られざる生き様を描いた、生誕200周年記念ムービー。代表曲や名曲の数々をBGMに、時代のうねりの中で繰り広げられたエキセントリックな人生が綴られる。主演にリチャード・バートン。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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日本語字幕付きの輸入版がHMV通常価格では4...

投稿日:2014/02/04 (火)

日本語字幕付きの輸入版がHMV通常価格では4610円(26年2月4日現在)。 互いに観賞し比べたが画質音質も輸入版と大差なし。 しかし通常価格はこの国内盤は輸入版の約5.7倍。 正に詐欺商法。 ならば特典CDと解説書を合わせて21640円もするんか。そんな価値はない。 消費者を馬鹿にした商売は止めなさい。 星一つは【悪徳商法】への抗議。本当ならマイナスや。 しかし作品自体は『至高の名作』ですわ。

独立屋さん さん | 大阪府 | 不明

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かつてNHK教育テレビで放送された時は日本...

投稿日:2013/11/23 (土)

かつてNHK教育テレビで放送された時は日本語吹き替え版だったかと記憶します。そしてLDも半分程度に編集したもので、余り面白く見ませんでした。今回ノーカット版をクラシカ・ジャパンで見て、この映像の真価を知りました。これでこそバートンを起用した意味も理解されようと言うものです。しかし、なのです。どうして国内商品はこんなにもお高いのでしょうか。海外盤との格差は何なのでしょうか? ※パルマ王立劇場のヴェルディ映像も、ドイツで買うと500円だというではありませんか。バーゲン品だった? 今回のセットも、どうせ高く売るのなら、古書価の高くなっている「ワーグナー自伝・わが生涯」の復刊本くらいをセットにしているのならば、納得なのですがね。何しろお安い海外盤は日本語字幕入りですからね!

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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