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オペラ集 第2集 マイスタージンガー(クナッパーツブッシュ&バイエルン 1955)、パルジファル(クレメンス・クラウス&バイロイト 1953)、『指環』ハイライト(13CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DIAPCF022
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ディアパゾン・レーベルのボックス第22弾は、ワーグナー第2巻!
マイスタージンガー、パルジファル、そしてリングのハイライト!


芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルから登場するボックス・セット・シリーズの第22弾は、2019年に発売されたワーグナーの『オペラ集』の続編となる第2巻!
 今回のワーグナー第2巻にはディアパゾン誌の編集長エマニュエル・デュピュイとディディエ・ファン・モエレが選定した『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『パルジファル』、そして『ニーベルングの指環』のハイライトを収録。
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』がクナッパーツブッシュの1955年ライヴ、『パルジファル』がクラウスの1953年ライヴなのに対して、『ニーベルングの指環』のハイライトは1つの演奏、録音からの抜粋ではなく、膨大な数の録音からディアパゾン誌が選りすぐった音源を集めたユニークなコンセプトによる選曲となっています。また、フランスのワグネリアン・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバンの録音が選ばれているのも、ディアパゾンならではの選曲と言えるでしょう。
 20世紀を代表するワーグナー歌手たちの名歌唱の数々が集められたワグネリアン要注目のボックスです!(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1-4
● ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲


 フェルナンド・フランツ (バス・バリトン/ハンス・ザックス)
 ゴットロープ・フリック(バス/ファイト・ポークナー)
 フランツ・クラルヴァイン(テノール/クンツ・フォーゲルゲザング)
 ハインリヒ・プフランツル(バリトン/ジクストゥス・ベックメッサー)
 アルブレヒト・ペーター(バリトン/フリッツ・コートナー)
 ハンス・ホップ(テノール/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
 パウル・クーエン(テノール/ダーフィト)
 リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ/エーファ)
 ヘルタ・テッパー(コントラルト/マクダレーネ)
 ジョン・クーン(テノール/バルタザール・ツォルン)
 カール・ホッペ (バリトン/コンラート・ナハティガル)
 エミール・グラーフ(テノール/ウルリヒ・アイスリンガー)
 カール・オステルターク(テノール/アウグスティン・モーザー)
 アドルフ・カイル(バス/ヘルマン・オルテル)
 ヴァルター・ブレヒト(バス/ハンス・シュヴァルツ)
 ルドルフ・ヴュンツァー(バス/ハンス・フォルツ)
 ヴィリー・シュミッツ(バス/夜警)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1955年9月11日
 録音場所:バイエルン国立歌劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 選定者:エマニュエル・デュピュイ
Disc5-8
● ワーグナー:『パルジファル』全曲


 ラモン・ヴィナイ(テノール/パルジファル)
 マルタ・メードル(ソプラノ/クンドリ)
 ジョージ・ロンドン(バリトン/アンフォルタス)
 ルートヴィヒ・ウェーバー(バス/グルネマンツ)
 ヘルマン・ウーデ(クリングゾル/バリトン)
 ヨゼフ・グラインドル(バス/ティトゥレル)
 マリア・フォン・イロスヴァイ(アルト/アルトの声)
 オイゲン・トービン(テノール/聖杯守護の騎士)
 テオ・アダム(バス/聖杯守護の騎士)
 アンナ・タッソプーロス(ソプラノ/花の乙女たち)
 エリカ・ツィンマーマン(ソプラノ/花の乙女たち)
 リタ・シュトライヒ(ソプラノ/花の乙女たち)
 ヘティ・プリュマッハー(メゾ・ソプラノ/小姓、花の乙女たち)
 ゲルダ・ヴィスマール(ソプラノ/花の乙女たち)
 ヒューゴ・クラッツ(テノール/小姓)
 ゲルハルト・シュトルツェ(テノール/小姓)
 ギゼラ・リツ(アルト/小姓、花の乙女たち)
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 クレメンス・クラウス(指揮)

 録音時期:1953年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 選定者:ディディエ・ファン・モエレ
Disc9
● ワーグナー:『ニーベルングの指環』ハイライト

● 『ラインの黄金』より

・前奏曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音:1958年

・ヴァイア、ヴァーゲ、波打て、波よ!
 セーナ・ユリナッチ(ソプラノ/ヴォークリンデ)
 マグダ・ガボリー(ソプラノ/ヴェルグンデ)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(コントラルト/フロースヒルデ)
 グスタフ・ナイトリンガー(バス・バリトン/アルベリヒ)
 RAIローマ交響楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1953年

・あんたが眼を閉じ、のんきに眠るとき
 テオ・アダム(バス・バリトン/ファーゾルト)
 ヨゼフ・グラインドル(バス/ファーフナー)
 ハンス・ホッター(バス・バリトン/ヴォータン)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

・解いてやってもよろしいですか?
 グスタフ・ナイトリンガー(バス・バリトン/アルベリヒ)
 ジョージ・ロンドン(バリトン/ヴォータン)
 セット・スヴァンホルム(テノール/ローゲ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音:1958年

・逃れよ、ヴォータン!
 ジーン・マデイラ(メゾ・ソプラノ/エルダ)
 ジョージ・ロンドン(バリトン/ヴォータン)
 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/フリッカ)
 ヴァルデマール・クメント(テノール/フロー)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音:1958年

・夕べの空は陽に映えて
 フリードリヒ・ショア(バス・バリトン/ヴォータン)
 ゲニア・グサレヴィツ(ソプラノ/フリッカ)
 ヴァルデマール・ヘンケ(テノール/フロー、ローゲ)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 レオ・ブレッヒ(指揮)
 録音:1927年

● 『ワルキューレ』第1幕より
・前奏曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)
 録音:1935年

・父が約束したひとふりの剣
 ジョルジュ・ティル(テノール/ジークムント)
 ウジェーヌ・ビゴー(指揮)、オーケストラ名不詳
 録音:1935年

・あなたに武器の在りかを
 レジーヌ・クレスパン(ソプラノ/ジークリンデ)
 フランス国立放送管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1961年

・男たちがみなこの部屋に集まっていました
 メータ・ザイネマイヤー(ソプラノ/ジークリンデ)
 クルト・タウヒャー(テノール/ジークムント)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 フリーダー・ヴァイスマン(指揮)
 録音:1929年
Disc10
・冬の嵐は過ぎ去り
 ジョン・ヴィッカーズ(テノール/ジークムント)
 レオニー・リザネク(ソプラノ/ジークリンデ)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 録音:1958年

・ジークムントの愛の歌
 ジョルジュ・ティル(テノール/ジークムント)
 フェルナン・ウルトゥール(指揮)、オーケストラ名不詳
 録音:1927年

・君こそは春
 ロッテ・レーマン(ソプラノ/ジークリンデ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)
 録音:1935年

● 『ワルキューレ』第2幕より
・勇ましい娘よ
 ジョージ・ロンドン(バリトン/ヴォータン)
 ビルギット・ニルソン(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 ロンドン交響楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
 録音:1961年

・ホーヨートーホー
 フリーダ・ライダー(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 レオ・ブレッヒ(指揮)
 録音:1927年

・もう神々との縁は切れ
 リタ・ゴール(メゾ・ソプラノ/フリッカ)
 ハンス・ホッター(バス・バリトン/ヴォータン)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音:1961年

・ジークムントよ! 私を見て下さい!
 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 セット・スヴァンホルム(テノール/ジークムント)
 フィルハーモニア管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)
 録音:1949年

● 『ワルキューレ』第3幕より
・ワルキューレの騎行
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1951年

・私の犯した罪が
 アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 ハンス・ホッター(バス・バリトン/ヴォータン)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 クレメンス・クラウス(指揮)
 録音:1953年

・私の犯した罪が
 マージョリー・ローレンス(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 パドルー管弦楽団
 ピエロ・コッポラ(指揮)
 録音:1933年
Disc11
・ヴォータンの別れ
 ジョージ・ロンドン(バリトン/ヴォータン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 録音:1958年

・ヴォータンの別れ
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン/ヴォータン)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 カール・エルメンドルフ(指揮)
 録音:1944年

・さようなら勇ましいわが子(ヴォータンの別れ)
 マルセル・ジュルネ(バス/ヴォータン)
 ピエロ・コッポラ(指揮)、オーケストラ名不詳
 録音:1930年

● 『ジークフリート』第1幕より
・ホーホー!ホーホー!ホーハイ!
 ラウリッツ・メルヒオール(テノール)
 アルベルト・ライス(テノール/ミーメ)
 ロンドン交響楽団
 アルバート・コーツ(指揮)
 録音:1929年

● 『ジークフリート』第2幕より
・あれは私の父ではない
 マックス・ローレンツ(テノール/ジークフリート)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ハインツ・ティーティエン(指揮)
 録音:1936年

・あれは私の父ではない
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール/ジークフリート)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 録音:1956年
Disc12
・お前は俺の剣と俺が手に入れたものを
 ルートヴィヒ・ズートハウス(テノール/ジークフリート)
 ユリウス・パツァーク(テノール/ミーメ)
 RAIローマ交響楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1953年

● 『ジークフリート』第3幕より
・私は永遠に生きる
 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 セット・スヴァンホルム(テノール/ジークフリート)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ジョルジュ・セバスティアン(指揮)
 録音:1951年

・私は永遠に生きる
 ジェルメーヌ・リュバン(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 アンリ・ドゥフォッセ(指揮)、オーケストラ名不詳
 録音:1930年

● 『神々の黄昏』第1幕より
・ジークフリートのラインへの旅
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音:1960年

・私の言うことをよく聞いて下さい!
 ケルスティン・トルボルク(メゾ・ソプラノ/ヴァルトラウテ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1937年

・ホイホー、ギービヒ王家の者どもよ、ふるい立て(ハーゲンの呼びかけ)
 ゴットロープ・フリック(バス/ハーゲン)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
 録音:1959年

・ホイホー、ギービヒ王家の者どもよ、ふるい立て(ハーゲンの呼びかけ)
 ヨゼフ・グラインドル(バス/ハーゲン)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヴィルヘルム・ピッツ(指揮)
 録音:1958年
Disc13
● 『神々の黄昏』第3幕より
・ジークフリートの葬送行進曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1954年

・ブリュンヒルデよ、神聖な花嫁よ
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール/ジークフリート)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
 録音:1952年

・ラインの岸にたき木の山を積み(ブリュンヒルデの自己犠牲)
 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 ブルーノ・ワルター(指揮)
 録音:1952年

・ラインの岸にたき木の山を積み(ブリュンヒルデの自己犠牲)
 アイリーン・ファーレル(ソプラノ)
 ボストン交響楽団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)
 録音:1958年

・ラインの岸にたき木の山を積み(ブリュンヒルデの自己犠牲)
 フリーダ・ライダー(ソプラノ)
 シュターツカペレ・ベルリン
 レオ・ブレッヒ(指揮)
 録音:1928年

・ラインの岸にたき木の山を積み(ブリュンヒルデの自己犠牲)
 ジェルメーヌ・リュバン(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
 アンリ・ドゥフォッセ(指揮)、オーケストラ名不詳
 録音:1929年

 選定者:エマニュエル・デュピュイ

 リマスタリング:イザベル・デイヴィ(マスタリングスタジオ「Circa」)

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クナの55年のマイスタージンガーもクラウ...

投稿日:2021/09/20 (月)

クナの55年のマイスタージンガーもクラウスのパルジファルも買いそびれていたので、買うしかないはずのセットだったが、躊躇したのは、指輪の抜粋と組み合わされていること。 しかし、それは杞憂だった。 実際に聞いてみるとその指輪の抜粋が実に面白かった。 指輪のハイライトを色んな演奏で聞かせますというものではなくて、それぞれに聞き所のあるもものが選ばれていて唸らされた。 なるほど、これは聞いてみたかったというものがならんでいるのだ。 例えば、フルトベングラーの「ラインの黄金」のラインの乙女は、ユリナッチとレッセル=マイダンが名前を連ねている。 その「ラインの黄金」は、ショルティ/VPOのスタジオ・録音が中心に選ばれているが、クナのバイロイトでの録音は同じ58年のものになっているなど、選曲が考え抜かれている。 それぞれがかなり長めに入っているのもいい。 また、ネットの曲目一覧にないが、マイスタージンガーとパルジファルの余白には、それぞれの歴史的録音がおまけで入っている。 これにもカラスのクンドリーとか、一度聞いてみたかったものがはいっていて、望外の喜びだった。 勿論、クナの60年のバイロイトとは別人のようなマイスタージンガーや指輪で経験していたとはいえ、改めてその先鋭さに驚かされるクラウスのパルジファルこそこのセットの核心ではあり、全ての人は一度は聞いてほしいと思う。

Daisuki さん | 東京都 | 不明

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